「毎日会社に出勤のほうがヤバいウイルス」作家・燃え殻が新作で目指したもの
―[燃え殻]―
作家・燃え殻がSPA!本誌で連載中の「すべて忘れてしまうから」が一冊の単行本になった。そもそも、テレビの美術制作会社の社員として長年働くなかで、仕事の日報のつもりで始めたツイッターが注目されたのがすべての始まりだった。その縁で知り合った作家や編集者から小説を書くよう勧められ、初めて書いた作品が『ボクたちはみんな大人になれなかった』。新人としては異例のベストセラーになった’17年夏から3年を経て、待望の2作目となる本作が誕生するまでの物語を聞いた。
異色のベストセラー作家が新作で目指したのは、日常に寄り添う解毒剤
『燃え殻『すべて忘れてしまうから』』(扶桑社刊) 『ボクたちはみんな大人になれなかった』がベストセラーとなった燃え殻による待望の第2作。ふとした瞬間におとずれる、もう戻れない日々との再会。ときに狼狽え、ときに心揺さぶられながら、すべて忘れてしまう日常にささやかな抵抗を試みる回顧録 |
この特集の前回記事
この記者は、他にもこんな記事を書いています
ハッシュタグ