更新日:2022年04月24日 14:39
お金

穴馬騎乗も多い成績好調騎手ベスト5。回収率170%超や一番人気ゼロ、内枠なら期待大の騎手も

今年は騎手成績に大きな変化が

競馬写真1

写真はイメージ

 競馬界はクラシックシーズン真っ只中。2022年も3分の1以上が過ぎたことになりますが、ジョッキー界には異変が起こっています。皐月賞を終えた段階で、未だにルメール騎手が重賞未勝利。海外での活躍こそあったものの、国内では重賞を1勝もできていません。昨年は1月だけで3勝を挙げたことを考えると、やはり異例のスローペースといえそうです。  一方、4か月余りが経ち、好調な騎手も見えてきました。そこで今回はこれからの春シーズンでも注目すべき、2022年好調ジョッキー5選をお送りしたいと思います。もちろん、既に知名度の高い騎手は人気馬に騎乗することが多いですから、今回はできるだけ穴馬に騎乗する機会が多いジョッキーを中心に取り上げてみました。さっそく、いってみましょう!(文中のデータはすべて2022年皐月賞終了時点)

積極策で穴を量産中!

第5位 国分恭介騎手  まず、5位にランクインしたのは国分恭介騎手です。国分恭介騎手は今年2月の京都記念をアフリカンゴールドで逃げ切り2018年以来の重賞勝利を飾ると、4月17日終了時点で6勝をマーク、昨年の12勝のすでに半分の勝ち星を挙げています。  国分恭介騎手の持ち味はやはり「積極策」。アフリカンゴールド以外にも、タマモヒメギミやヒヅルジョウなど、6勝中3勝が逃げ切り勝ち。行くと決めたらとにかく行き切る積極策が穴馬券をもたらします。2022年はこれまで92回騎乗していますが、1番人気馬の騎乗はなんとゼロ。人気薄の騎乗で配当をもたらしてくれるのが強みです。とにかく穴馬での一発に注意すべきジョッキーとなっています。なお、ダート戦では差し馬でもしばしば穴をあけます。
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昨年を上回るペースで勝ち星量産の注目騎手とは
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