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パチンコ店がマスク着用義務を“いち早く”解除。ファンの声は

コロナ初期、魔女狩りにあったパチンコ業界の決断

パチンコ

写真はイメージです

 新型コロナ対策としてのマスク着用について、政府が3月13日から屋内・屋外を問わず「個人の判断に委ねる」という方針を決定したのを受け、パチンコ業界団体で構成される、パチンコ・パチスロ21世紀会では、2月15日、「パチンコ・パチスロ店営業におけるマスク着用の取扱いについて」という文書を発出した。  文書によれば、マスク着用の考え方を見直すとしながら、3月13日から遊技客のマスク着用は個人の判断に委ねることを明言した。その理由としては、一般の商業施設が、政府がマスク着用を推奨する対象となっていないことに加え、パチンコ店は他の商業施設と比べ格段に換気性能が良いことを挙げている。  またパチンコ店スタッフについては、遊技客との会話の機会が少なくないことや、遊技客に比較的高齢者も多いことから、3月中はマスクを着用とし、4月以降は、マスクの着用を求めないことを基本とするとした。これは政府が学校教育活動の実施にマスク着用を求めないことを基本とする時期に合わせたもの。

クラスターは現在まで0件だったパチンコ店

 なお、基本的には上記のような対応となるが、パチンコ・パチスロ店内における感染対策上または営業上の理由等により、遊技客又は従業員にホール営業者の判断でマスクの着用を求めることは差し支えないと付記した。  政府の突然の判断で、まだ多くの商業施設で、客のマスク着用についての方針を明らかにしていないなか、パチンコ業界がいち早く「個人判断」を決断したことは正直驚く。  なぜなら、新型コロナウイルスの感染拡大が憂慮された初期、パチンコ店はクラスターが起こりうる危険施設かのようなバッシングが続き、ワイドショーをはじめとして連日メディアのトップとして報じられた。結果として客を巻き込んだクラスターは現在までも0件であるものの、当時は自治体首長らがこぞってパチンコ店を攻撃し、休業要請に従わない店舗名の公表等、社会的にパチンコ店は感染の温床のような扱われ方をした。業界にとっては、いつ吹き止むやも分からない社会的批判の嵐に晒され続けた。
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多くのファンからは賛同の声が
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フリーライター twitter:@yuu_adachi

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