更新日:2014年05月17日 09:22
デジタル

海外旅行でのスマホ活用、パケ死しないためには?

海外で利用できるスマホサービスにもバリエーションが増えてきた今、一体どれを使うべきなのか。旅先で賢くモバイルするための極意を最新事情と併せてお届けする! ◆スマホは今や、海外旅行先のライフラインだ! 海外旅行(イメージ写真) スマホが日常に浸透しきっている今となっては、海外旅行先でも普段と同じように使い倒したいもの。「一日1回メールチェック」くらいなら無料Wi-Fiスポットで何とかなりそうだが、スマホは街中で縦横無尽に使ってこそ。仲間とLINEで連絡を取り合ったり、道に迷ったら地図を検索したり、旅先でもライフラインといえる。  そこでポイントとなるのが「通信料金」。基本事項として、国内のスマホの多くは海外でもそのまま通信できる。だが、その際に何の設定もしないと、いわゆる「パケ死」状態に。「どんな人も、最初はスマホの『データローミング』設定を必ずオフに。オフになっている限り余計な通信は発生しません」(モバイル評論家・法林岳之氏)  そのうえで、パケ死せずに通信できるサービスを使い分けていくわけだが、もっとも基本的なものが、各キャリアが提供する「海外パケット定額サービス」。料金は2段階制だが、事実上「一日2980円で使い放題」のサービスだ。 ⇒【画像】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=633590 スマホ ある調査によると、今年のGWの海外旅行の平均日数は7.5日。通常のパケット定額を期間中フルに使うと、2万3840円という、安いタブレットが1台買える金額になってしまう。海外パケット定額は、あくまで「パケ死回避用」と考え、次善の策を講じたいというのが正直なところだ。申し込み不要で利用できる手軽さはありがたいが(国内でパケット定額プランを契約していることが前提)、次のような落とし穴にも注意したい。 「ソフトバンク端末とauの古い端末(iPhone5及び4GLT未満)では、現地の回線業者を手動で設定しなければならず、たまたま繋がった回線を何の確認もせずに使い続けるのは極めて危険。ドコモは比較的安心ですが、渡航エリアがパケット定額に対応していないこともあり得ます」  提携業者以外での通信を発生させてしまったらジ・エンド。そのような事態に備え、各キャリアが提供している国際ローミング用のアプリは必ずインストールすべし。 「行った先でどこに繋がっているかを教えてくれて、マズい場合は警告が出る。正しい回線に繋がっていることを確認したら、初めて『データローミング』をオンに」  各社が海外パケット定額の提供を開始して数年たつが、いまだにパケ死に陥る人は存在する。ゆめゆめナメてはいけない。 ⇒【次回】『海外でのスマホ使用、ベストチョイスはモバイルルーター』に続く
https://nikkan-spa.jp/633147
― 海外旅行でスマホを使い倒す技術【1】 ―
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