SKE48松下唯・卒業前インタビュー 次の二次元同好会会長は?
――その日の1期生のブログをみると、みんな松下さんとの思い出をふり返っていました。
やっぱ1期生ってのは大きいですね。年上なのもあると思うんですが、メンバーからのメッセージやファンの人からのメッセージ読んでいて必要とされていたんだなって。言い方はおかしいかもしれないですけど嬉しいと思いました。こうやって別れを惜しんでくれたり、ブログにコメント書いてくれたり、ファンの方から手紙で卒業しないでほしいって言っていただいたりもしましたし。でも卒業するって言ったものの実感がなくて、ラジオとかずっとやっていたお仕事で「お疲れ様」って言われて初めて実感しました。ホントに卒業するんだって。他人事じゃないけど“卒業するんだ”みたいな感じなんですよ。
――今後は?
握手会でも今後どうするのっていうのは凄く多くて聞かれて。声優になるの?とか、何か芸能活動するの?って、結構聞かれます。自分的にはいろいろ考えてはいるんですが、芸能を続けるか、声優を目指すのか、ちょっと休んで考えるのか、一般に戻るかとか。まだ今度どうなるかってはっきり言えないですね。自分でも未知ですね。
――自他共に認めるオタクとして二次元同好会の会長をやっていましたがこれは誰かに引き継ぐのですか?
自分のなかでは決めていますが、それはまだここでは言えませんね。卒業の場で発表するかもしれません。支配人さんにも「どうするの二次元同好会?」って聞かれちゃったんですけど、私は「誰々にしようと思います」って決めていたんで、「そうかそうだよな」って言われて。まあ楽しみにしていてください。
――SKE48で一番好きな曲は?
うーん。いっぱい好きな曲はあるんですけどね。やっぱ2nd公演の曲は思い入れが強いですね。初めてのオリジナル公演だったので「Innocence」だったり、「手をつなぎながら」とかすごい思い入れが強くて、曲一つ一つに思い出がある。これって言えないんですけど、「万華鏡」とかも始めてセンターポジションをいただいた曲で、すごい練習もしたし思い入れっていうのは強いですね。「雨のピアニスト」とかも思い入れあります。
――最後に卒業するにあたりメンバーに伝えたいことは。
そうですね。SKE48はやっぱ笑顔と元気がトレードマークだと私は思っているので、チームのカラーとしてAKEB48でもNMB48でもHKT48でもないSKE48にしかない魅力を見つけて、輝いてほしいなって思います。
9/28(水)に「松下唯 明日への一歩」が開催され、ファンの前に姿を出すのはここが最後となる。卒業後の彼女の人生をSPA!も応援します!
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https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=64755
取材・文・撮影/ヤスオ 撮影/難波雄史
9月いっぱいをもって、SKE48から1人のメンバーが卒業する。SKE48の初期メンバーである1期生の松下唯だ。足の怪我というなんともしがたい理由での卒業。そんな彼女にインタビューを行った。
――卒業を決めたということで心境を聞かせてください。
SKE48に戻ってきたのが4月ぐらいで、怪我で入院しているときからいろいろ考えていて、卒業を意識し始めたのは5月くらいでした。最初、今後のことを考え始めて、その中に卒業って選択肢もあったんですよ。
まず自分で考えてから親や支配人に言おうと、夏くらいに卒業しようって気持ちをある程度固めました。親にも話して理解してもらい、支配人に卒業したいんですと伝えました。理由が理由っていうのもあって、事務所の方も前向きに捉えてくれて、了解してもらったのが8月。8月25日に卒業発表させてもらったんですけど、数日前に、この日に発表することを決めました。
突然だったのでファンの皆さんを驚かせてしまいましたね。そのときは握手会の時期で、「復帰待ってる」って声を結構いただいたんです。自分の中では卒業を決めた後だったので、期待させてしまって申し訳ないって思いにかられてしまい……。早く卒業発表させてくださいと言って、急遽この日程で発表しました。自分的には卒業の覚悟は決めていたので大丈夫だったのですが、ファンの皆さんやメンバー、スタッフさんには急だったので、ビックリさせてしまいました。
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