「騒ぐ子供を放置する親」にブーイング
―[公共マナー[OK/NG]の境界線]―
普段の何げない行動、マナー的にはどこまでセーフでどこからアウトなのか。その境界線を探るべく全国20~40代の男女200人を対象にアンケート調査を行った
◆衆人環視のなか、狼藉を働く者には容赦ない冷たい視線が降り注ぐ
図書館、病院など、老若男女さまざまな人たちが集まる公共施設。
“公の場”にもかかわらず、我が物顔で振る舞う人々は多い。その中でも92.5%の人が許せないと回答したのが、騒ぐ子供を放置する親である。例の“さかもと未明事件”の原因も、赤ん坊の泣き声だったが……。「泣きやまない赤ちゃんに『◯◯ちゃんはかわいいね~』ってかわいいアピールするバカ親がいたんだけど、かわいくねぇよ!って視線を一身に集めてました」(男性・42歳・不動産)や「親が一生懸命あやしているかどうかで周囲の判断はかなり変わると思う」(男性・40歳・飲食店)というように、周りの人々は親の対応によって判断する傾向にあるようだ。
大声で怒鳴る暴れん坊。こちらは熱くなっているのは本人だけのようで……。「役所とかで大声出して係の人をなじってるヤツって、野球のヤジよりセンスがない。そういうヤツがドヤ顔でキレ自慢するから、本当に腹が立つ」(男性・34歳・広告)など、冷たい視線が集まっていると思ったほうがいいだろう。

―[公共マナー[OK/NG]の境界線]―
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