仕事

自販機の下をあさる…サラリーマンの悲しき小遣い事情

共働き夫婦が増えたとは言っても、家計の管理は妻。少ないお小遣いのやりくりに悩むサラリーマンは依然として多い。アベノミクスの恩恵は一切なく、お小遣い月1万円以下という猛者たちの極貧生活をルポ。1万以下ライフの真実に迫る。 ◆小遣い1万円サラリーマンたちの涙ぐましい金策  ひと月1万円以下の小遣いがデフォルト、とはいっても、急な出費はどうしてもあるし、たまには趣味や洋服にもカネを使いたい。そんなときに彼らはどうやってお金を工面しているのか? 「スイカをオートチャージにしていて、妻のクレジットカードで決済されるので、ちょっとした買い物はスイカでしています。使いすぎるとバレるので、せいぜい月に2000円程度しか使えませんけど(笑)」(33歳・不動産)なんてのはまだ序の口。 サラリーマン, 小遣い, 年収「さすがに葬式までケチって出ないのは人としてどうかと思うので出るようにしていますが、香典代の分は、半月の昼食を水で我慢して捻出しました」(39歳・印刷) 「やたらお釣りが落ちてる自販機を社内で見つけたので、人があまりいない時間に自販機の下から小銭を頂戴しています」(37歳・通信)  なんて話は、中学生か!と情けなくなってくる。そして極めつけは、「ランチのときに、余った販促用のクオカード片手に『これでコンビニ行きませんか?』とまわりに言うと、同情して誰かがおごってくれる。同じ相手に何度も使わないようにいろんな人に使うのがコツ。」(34歳・金融)というもの。ここまでくるともはや物乞い状態! 取材・文/中村裕一 藤村はるな 牧野早菜生(本誌) 撮影/渡辺秀之 イラスト/市橋俊介 ― [小遣い1万円以下サラリーマン]衝撃の日常【7】 ―
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