クッション、ピアス、すごろく…古墳グッズが大人気
―[[古墳ブーム元年]大検証]―
箸墓古墳の研究者立ち入り、百舌鳥古墳群の世界遺産登録と、何かと話題の多い古墳業界。そして8月に行われた“最初で最後”の「キトラ古墳」石室一般公開に愛好者たちが殺到。新たな古墳愛好者たちの実像に迫る。
◆古墳愛好者らが群がる古墳グッズの数々
奈良に居を構える雑貨店「フルコト」では、古墳グッズが大人気だ。
「小学生の頃に藤ノ木古墳の発掘調査が行われ、新聞記事をスクラップしてました」
そう語るのは、同店で古墳グッズの企画を担当する金田アオイさん。もともとは趣味と実益を兼ねた歴史系グッズをプロデュースしていたが、昨年発表した「古墳クッション」がブレイク。一つひとつ手作りのため、今では生産が追いつかない状態になっている。
「古墳を二頭身というか、ちょっと人間化して捉えてるのかなって気がします」(金田さん)
同店では「古墳ふろしき」、「古墳椅子」、「古墳ピアス」、「古墳コーヒー」、「古墳鍋掴み」といったグッズもラインナップ。
また、かみつけの里博物館ミュージアムショップで発売中の「かみつけの里 古墳時代出世すごろく」も見逃せない。「武人コース」と「役人コース」の選択からスタートし、古墳時代の平民が出世していく過程を体験させてくれる逸品である。
【古墳ふろしき】
金田さんが最初にデザインした古墳グッズで、奈良の有名な古墳がデザインされている
⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=503734
【古墳クッション】
昨年11月に発売されたクッション。数か月越しに、人気が爆発。「大」「小」「小々」のバリエーションがある
【古墳ピアス】
前方後円墳をかたどったピアス。これを身に着けているだけで“古墳好き”がアピールできる
⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=503736
【古墳すごろく】
遊んでいるだけで古墳時代の文化や技術、人々の喜びや悲哀を学ぶことができる
⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=503737
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