40代会社員が「頑張ってるのに評価されない」理由

「俺は正当に評価されていない!」なんて青くさい叫びだが、今や40代こそ、こうした不満が溜りやすいという。では、正当な評価とは何なのか? 全国の37~49歳正社員111人にアンケート調査、会社からの評価に対する不満と実態に迫った

◆人一倍頑張ってるのに評価されない

 最も多くの共感を呼んだのが、「人一倍頑張っているのに評価されない」という項目。長時間労働や多大なストレスが報われていないという声の嵐だ。しかし、企業向け研修で講師を務める濱田秀彦氏はその主張には誤解があるという。

残業

「長時間働いている割にあまり報われていない」と感じている会社員66%

「この方々はプロセスを評価されたがっています。しかし、会社が評価するのはプロセスではなく業績、数字です。“かいた汗の量”を見てほしいと思うのはよくわかるんですけどね。上司から『頑張ったね』などとねぎらいの言葉はあるかもしれませんが、それは評価とは別なのです」

 業績を見せるにはコツがある。

「上司は成果を金額に換算されないとピンときません。ですから、成し得たことが直接的な利益ではなく時間短縮や手間の軽減などの場合は、どの程度のコストカットなのか金額に換算しましょう。これができている人は、だいたい10人に1人。もったいないですね」

 企業に対人スキル研修を実施するフレックスコミュニケーション・大崎隆夫氏は次のように指摘。

「40代は『20年も会社にいれば仕事ができて当然』と見られます。このため、ウリがスペシャリストとしての慣れと経験だけでは不十分。周囲を助けつつ、部署の業績を上げられるほどのプラスアルファの能力が必要です」

 評価を高める鍵となるのは、やはり上司だという。

「部下の評価をするのは上司ですからね。『GWも出社したのに』などと愚痴るくらいなら、仕事を早めに切り上げて対上司スキルを学んだほうが建設的です」(大崎氏)

【処方箋】
評価の基準はプロセスではなく結果。業績を上手にアピールするように切り替えるべし

<会社からの評価に対する不満と実態>
※全国の37~49歳正社員111人にアンケート調査(%はYesの割合)

●人一倍頑張っているのに評価されない
・多大なストレスを感じている割にあまり報われていない:79%
・長時間働いている割にあまり報われていない:66%
・会社に一生懸命尽くしているのに報われていない:65%
・プライベートを犠牲にしている割にあまり報われていない:54%

●きちんと仕事をしているのに評価されない
・振られる仕事量が多いのに、正当に評価されていない:64%
・以前に言われたとおりにやっているのに評価されない:37%

【濱田秀彦氏】
ヒューマンテック代表取締役。マネジメント研修講師。近著に、『あなたが部下から求められているシリアスな50のこと』(実務教育出版)がある

【大崎隆夫氏】
フレックスコミュニケーション取締役。個人向けコーチングから、企業の研修企画まで幅広く手がける。『コーチングで変わる会社 変わらない会社』(共著・日本実業出版社)

イラスト/佐藤ワカナ
― 40代「俺は会社で評価されていない」症候群【1】 ―

あなたが部下から求められているシリアスな50のこと

できる上司は知っている。「部下の信頼=会社の評価」ということを―10000人の若手社員のホンネを集約し自分もチームも結果を出すヒント。

肉体改造やジェンダーレスな美しさよりも30~40代には大事な血管年齢の話

肉体改造やジェンダーレスな美しさよりも30~40代には大事な血管年齢の話
sponsored
 例えば、テレビ番組などで昭和の映像を見たりすると、最近の人は(特に若者は)、ずいぶん洗練されたなあと思ったりしないだろうか? 「人は見た目が9割」と…

連載

ばくち打ち/森巣博
番外編その3:「負け逃げ」の研究(17)
メンズファッションバイヤーMB
GUの「大人が買っても後悔しない」マストバイBEST3
山田ゴメス
“いいヤリマン”を見分ける方法。その娘の性癖を見ればわかる!?
オヤ充のススメ/木村和久
オリンピック成功の鍵を握る開会式…東京五輪はどうすべきか
フミ斎藤のプロレス講座/斎藤文彦
ビンス無罪“ステロイド裁判”エピソード12=オシェー検事の逆襲――フミ斎藤のプロレス講座別冊WWEヒストリー第165回
英語力ゼロの46歳バツイチおじさんが挑む「世界一周 花嫁探しの旅
「勇気を振り絞れ俺! ここしかないぞ俺!」――46歳のバツイチおじさんは満天の星空の下で勝負に出ようとした
原田まりる
ファミレスで隣の席の会話に聞き耳を立てていたら、大喜利を観覧したような気分になった話
大川弘一の「俺から目線」
鳴り止まない電話――連続投資小説「おかねのかみさま」
プロギャンブラー・のぶき「人生の賭け方」
“リオ五輪ロス”効果で恋を引き寄せるスポーツ3選
フモフモ編集長の今から始める2020年東京五輪“観戦穴場競技”探訪
吉川晃司もやっていた“東京五輪最強の穴場”競技とは?
18歳女支配人・このみんの経営学「私のミカタ」/園田好
わたしと「結婚したい」という男性へ
おじさんメモリアル/鈴木涼美
「顔じゃなくて知性で女を選ぶ」男の無知性
僕が旅に出る理由 in India/小橋賢児
北インド秘境で「宇宙に住んでいる」と実感した——小橋賢児・僕が旅に出る理由【最終回】

投稿受付中

バカはサイレンで泣く 投稿受付中
佐藤優の人生相談 投稿受付中