ゲームプレイの大革命を予感する「体感型ディスプレイ」【TGS2014おさらい】
―[東京ゲームショウ2014おさらい]―
過去最多となる421の企業と団体が出展。来場者数も歴代2位の25万1832人を記録した「東京ゲームショウ2014」を振り返る
◆体感型ディスプレイが主役!ゲームの楽しみ方が変わる?


https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=729718 首をどれだけ回しても、上下に振っても、途切れずにゲーム世界が続くというのは驚愕のひと言。没入感も高く、多くの体験者が夢中で声を上げ、全身で激しくリアクションしていた。ゲームプレイの大革命を予感させる。 SCE以外では、一歩先行して開発が進んでいるという米オキュラスVR社の「Oculus Rift(オキュラス・リフト)」や、サムスン電子の「Gear VR」も体験展示が行われていた。また、HMDと組み合わせて使うバーチャル歩行器なども登場。来年はHMD元年になりそうだ。 【話題のHMDを比べてみた】 ●Gear VR サムスン電子が9月に発表した製品。オキュラスVR社の協力を得て開発され、Android端末の「GALAXY Note 4」をディスプレイとしてはめ込んで使う。発売は年内の予定。価格は未定なものの、200ドル前後になると予測されている。解像度2560×1440の有機ディスプレイを採用し、発色は美しい。携帯端末なのでOculus Riftのようなケーブルが不要なのは利点だが、スマホを差すことにより、プレイ中の動きなどによっては重く感じた。 ●Oculus Rift 今年3月にフェイスブックに総額20億ドルで買収されたオキュラスVR社のHMD。ゴーグルのようにバンドで締めて装着するため、激しい動きをしてもズレにくいのが特徴。今回出展されたバージョンは、解像度1920×1080の有機ELディスプレイを採用し、応答速度も速くゲーム向き。発売日は未定だが、秋葉原「G-Tune:Garage」などでの常設展示や、イベントへの出展も積極的に行っているため、発売前に体験できるチャンスは多い。 ●Project Morpheus PS4専用のHMD。バイザー型できついベルトなどはなく、頭全体で支える方式。眼鏡のままでも簡単に着用でき、重量感もそれほど感じなかった。もう少し改良されるかもしれないが、現状でも他の2製品に比べて装着感は良い。ディスプレイは解像度1920×1080の液晶を採用。気になる発売時期は、年末商戦には間に合わず、来年以降になりそう。PS4のモーションコントローラ「Move」や「PlayStationCamera」にも対応が予定されている。 ― 東京ゲームショウ2014おさらい【1】 ―
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