更新日:2014年10月13日 16:13
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インディーズから大作まで…TGS2014でゲーマーが注目した作品は?

過去最多となる421の企業と団体が出展。来場者数も歴代2位の25万1832人を記録した「東京ゲームショウ2014」(TGS)を振り返る ◆ゲーマーが注目する期待&話題のタイトル!【秋冬の大作】
Bloodborn

Bloodborn

 例年どおり、新作ソフトの試遊にも大行列ができていた。まずは、『デモンズソウル』で世界的な注目を集めたクリエイター・宮崎英高氏の新作『ブラッドボーン』。獣と化した者たちを、変形する武器と銃で倒していく。闇に満ちた近代都市の美しくもまがまがしい映像が、来場者を魅了していた。  10月11日に発売した『モンスターハンター4G』もやはり人気の一本。今回は、新たにCスティックが付いたNewニンテンドー3DSでのプレイが楽しめた。左右にスティックがあることで、カメラ移動も楽になった。 『バイオハザード』の生みの親・三上真司氏の新作サバイバルホラー『サイコブレイク』は、現実と虚構が入り交じる不気味な雰囲気がたまらなく怖い。 【Bloodborn】 国内初試遊とあって、整理券を求める行列ができた『ブラッドボーン』(PS4/SCE)。来年2月5日発売予定 ◆世界中から集まったユニークなゲームたち【インディーズ】  今年は、インディー系ゲームコーナーのスペシャルスポンサーにSCEが名乗りを上げ、出展料が無料に。それもあって、世界各国・地域から応募が殺到し、厳選された開発者の60以上に及ぶこだわりの作品が並んだ。  どれも少人数制作だけに、見た目やゲーム性は個性たっぷり。女子高生が廃墟を探索するインドネシアのホラーゲーム『DreadOut』、ブラジルの横スクロール忍者アクション『Ninjin』、中国と台湾のスタジオが共同開発した美しいグラフィックのRPG『The World II』。そして、もっとも異彩を放っていたのが、なぜかエアロバイクを漕いで操作する台湾のシューティング『Lightning Fighter2』。漕ぎ続けないとゲームオーバー……。これは辛い。  もちろん、日本も負けてはいない。『アクアノートの休日』の奇才・飯田和敏氏の、あさま山荘事件のあの鉄球をモチーフにした問題作『モンケン』や、100円ショップの書類ケースにLEDを並べて入れ、粗いモニターに仕立てた格闘ゲーム『ジャンボ LED』などが出展。大作では決して味わえない、尖ったセンスがインディー系の醍醐味だ。 ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=729751
ジャンボ LED

『ジャンボ LED』。ハードやソフトの制約にとらわれない、自由な発想の尖ったゲームも多数。開発者との会話も楽しみのひとつ

◆思わず腰が砕けるリアルアトラクション!?【乙女ゲーム】  昨年から展示が始まった乙女ゲームのコーナー。今年は「ロマンスゲームコーナー」と名前を変えて、女性の来場者をメロメロにさせていた。スマホで女性向け恋愛アプリ「恋アプ」を展開するボルテージのブースには、イケメンのモデルがズラリ! ゲームシーンを再現した、リアル「壁ドン」体験には男性が並ぶ姿も!? ― 東京ゲームショウ2014おさらい【2】 ―
モンスターハンター4G

追加要素てんこ盛りの『4G』がついに発売!

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