スマホは「出先で充電」がネオスタンダード!?
スマホの充電場所は「ベッドサイド」が定位置だという、そこのあなた。人知れずストレスに悩んでいないか? 充電環境を改善すれば、あなたの毎日はもっと快適になる!
◆「フル充電」にこだわらず、「出先で充電」がネオスタンダード!
「僕自身は、日中使うスマホやタブレットは書斎で充電し、ベッドサイドには古いタブレットを1台置いています。使うときだけWi-Fi接続で、たいして電池も減らないので、ベッドルームでは充電していません。普段使わなくなった端末を有効利用するという手もあるのでは」と話すのは、おなじみモバイル評論家の法林岳之氏。
続けて法林氏は、「そもそも、一晩中充電する必要はないかもしれませんよ」と、ベッドサイドでの充電について発想の転換を促す。
「ドコモの『急速充電2』対応機種なら30分でゼロの状態から50%くらいまで充電できますし、少し前の『急速充電』対応機種でも、1時間で50%くらい充電できるので、起きてから充電しても、家を出るまでに十分間に合います。新しめの端末を持っていれば、ベッドサイドのケーブル問題は、大方解決できるでしょう」
そうはいっても、フルに充電しておかないと落ち着かない……。
「フル充電にこだわるのは、携帯電話時代からのモバイルユーザーに特有の“病”かもしれません。最近の若いコの間では、『なくなったら充電する』という考え方が主流で、彼らは常に充電器を持ち歩いています。ケーブルはコンビニや100均で入手し、断線したら買い替える……みたいなスタイル。『電源カフェ』というサイトでは、コンセントを貸してくれる全国の飲食店の情報が網羅されていますし、充電スポットに苦労することはないでしょう」
今夏、ドコモから発売されて好評を博しているポータブルACアダプタ「kuruko」も、そんなスタイルを意識したものとか。一方で、町中でモバイルバッテリーを持ち歩く人も急増中だ。
「リチウム電池の大容量モバイルバッテリーは、少し前まではヘビーなモバイラー御用達というイメージがありましたが、昨年あたりから製品のバリエーションがぐんと広がっています」
タブレットも余裕で充電できる大容量モデルから、手のひらサイズでスマホ1台をフル充電できるコンパクトモデル、キャラクターコラボ商品まで、今ならよりどりみどりなのだ。
「価格も1000~3000円台とお手頃ですし、個人的には『女のコにあげたら喜ばれるアイテム』として、今後さらに盛り上がっていくジャンルなのではないかと思っています(笑)」
充電まわりの知識をアップデートし、自分にとっていちばん快適なスタイルを追求したい。
― ベッドサイドの「スマホ置き場」問題を考えてみた ―

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