この娘はあと何回指名すれば、付き合えるのか。六本木のS嬢いわく「ナンバー嬢(指名1、2位を争う人気キャバ嬢のこと)になったら付き合ってくれるコは多いんじゃない?」とのこと。キャバ嬢とは業の深い生き物である、と常々思うテキサスです。
とはいえ、キャバ嬢をナンバー嬢にするのは育成ゲームのようで楽しいもの。ただ、ランクが上がっていく成果はなかなか見えない。そのため3位で「付き合ってよ」と勇み足をしてしまうこともしばしば。そんななか、AKB48のモデルになった、指名ランクで踊るキャバ嬢の立ち位置が変動するショークラブがあるとの情報を入手。これならキャバ嬢“育成ゲーム”もより一層楽しめる、ということで早速、行ってみることにした。
指名上位9人だけがステージに上がれる
「池袋 TARO」は20年前から変わらぬシステムで営業している老舗ショークラブ。一日2回のショーが行われ、ステージに上がれるのは在籍する約40人の中から指名上位の9人のみ。さらに、指名1位、2位ともなれば、センターでのソロが約束されている。
まさにAKB48の総選挙のようなシステムで、指名の少ないコはショーメンバーから外され、1か月単位でメンバーの入れ替えや順位変更が行われるというのだ。店のスタッフはAKBのモデルになったことについて口を濁すが、同店が元祖であるのは間違いない。
また、このシステムがキャバ嬢たちの意識を高めているのも確か。
「高い指名上位を目指して、ショーに挑むコは多いよ。私ももっと上位に行きたいかな」と語るのは、テキサスの席に着いた逢沢れみちゃん。容姿はテキサスランキング1位だが、現在6位とAKBで言えば小嶋陽菜。そこで、もう少し上位にしてあげたい、と微力ながら彼女を指名することにした。
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テキサス 「女のコとの会話は最高の前戯」がモットー。趣味は年間50回ほど行くキャバクラとFX
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