地方出張の際は「その土地のグルメと女は味わえ」というのが小誌編集部の規則。それを実行すべく岩手出張の折、デリヘルを呼んだら「ワタシ、ニホンジンね」という宇都宮から出稼ぎ中の台湾人女性を抱くハメになったテキサスです。土地の女を抱くのは、なかなかに難しい……。
逆に、東京では上京してきた地方出身者で溢れ返り、キャバクラで各地の女性を堪能することができる。地元の名産品トークに花を咲かせながら、上京して日の浅い、ほろ酔い女が時折出す方言にグッとくるものだ。
そんななか、六本木交差点から徒歩3分のところに方言に特化したラウンジが9月1日にオープン。「方言女子~JOKYO-GIRLS~」と銘打った店名どおり、上京したての女のコも多数在籍しているという。プロデュースしたのは、恋愛小説『DeepLove』の著者でもあるYoshi氏だ。彼いわく方言を用いることで、嬉しい効果も期待できるのだとか。
「方言で話をするには、タメ口になる必要がある。敬語を使わないので、最初から距離感の近い会話を楽しめます」
すでに方言女子が40人以上在籍。全国各地の女を味わうべく、早速行ってみた。
方言カラオケで大盛り上がり
同店に入ると、入り口で女のコがお出迎え。「ようきんしゃったね(京都弁)」「よぐきだな」(秋田弁)など、各々の言葉で迎え入れてくれるのだ。この日テキサスを接客してくれたのは、秋田県出身の双葉さん(24歳)と、この春に上京してきたばかりという京都府出身の百合さん(18歳)。そして同じく上京1年目で、熊本県出身の花蓮さん(19歳)だ。 名前はテキサスだが宮城県出身のため、東北訛りの秋田女子・双葉さんと意気投合。「そうそう」という相槌が、テキサスも自然と方言の「んだんだ」に。慣れ親しんだ言葉を気兼ねなく発することができるのは心地いい。だが、方言でグッとくるのは聞き慣れない地域の言葉。同店ではレディースドリンク(1杯1000円~)を頼むと、特別なセリフを言ってくれるサービスがあるということで、早速注文し、熊本弁と京都弁を発してもらった。
「うちのこと好いとぅとぉ?(私のこと好き?)」(花連さん)「お仕事、きばりやすぅ♪(お仕事、頑張ってね)」(百合さん)
オープンしたてだからか、少し恥ずかしそうに話す女性の仕草がたまらない。さらに完備されたカラオケ(別途1000円)で、女のコが持ち歌を方言で歌ってくれる。秋田県出身の双葉さんが、沖縄県を代表する名曲「島人の宝」を「おい(僕)が生まれだぁ~♪」と熱唱。シュールな光景ながら、大盛り上がりとなった。女性との距離感を縮めてくれる力が方言にはある。そんな方言女子に「ハマりそうな」夜だった。
【方言女子~JOKYO-GIRLS~】
東京都港区六本木7-14-1 宝祥六本木ソシアルビル7F
電:03-6432-9545
営:19時~ラスト
休:日曜 60分6000円~
方言女子が40人以上在籍。方言カラオケは別途1000円。
http://hougenjoshi.tokyo/
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テキサス 「女のコとの会話は最高の前戯」がモットー。趣味は年間50回ほど行くキャバクラとFX
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