今年10月にリリース後、1か月間で500万ダウンロードを突破したスマホ向けゲームアプリ『ドラゴンクエスト』シリーズ最新作『星のドラゴンクエスト』（スクウェア・エニックス）。同ゲームで好評のうちに終了した“100人限定のフィギュアプレゼント”は、クリスマスプレゼント抽選キャンペーン企画だったが、今度はそれがいつでも誰でも購入できるようになる。 『星のドラゴンクエスト』と、カスタマイズ可能な3Dキャラクターをゲーム上から直接3Dプリント製造するサービス「Rinkak 3Dアバタープリント・ソリューション」を提供するカブクがコラボし、『星のドラゴンクエスト』のゲーム内でカスタマイズしたキャラクターのフィギュアを、2016年2月以降いつでも誰でも購入できるようになるのだ。 『星のドラゴンクエスト』は、星型マップを自由に拡大縮小させたり回したりしながら、星をまるごと探索できるスマホ向けRPGゲーム。キャラクターを自由にカスタマイズ・成長させながら、迫りくる星の危機に立ち向かっていくというものだ。この『星のドラゴンクエスト』では、ゲーム内でユーザーがフィギュアをカスタマイズできるのだが、そのフィギュアを実際に手に入れられるようになる。 　カブクが提供する「Rinkak 3Dアバタープリント・ソリューション」は、ゲーム内で利用される3D CGデータから、フィギュアを3Dプリントできるというもの。そのため、ゲーム開発における3D CG製作に余計なコストが必要ない。また、3Dプリントフィギュアの製造・販売をクラウド経由で行えるため、ゲーム開発者はゲーム内の3Dモデルデータやゲーム開発、アプリサイズに余計なコストをかけずに、3D プリント機能を追加することができるわけだ。 『星のドラゴンクエスト』でカスタマイズした3Dフィギュアの購入方法は以下の通り。 ①「Rinkak 3Dアバタープリント・ソリューション」が提供する専用のWeb APIにゲームアプリ内からアクセスする ②　ユーザーがゲームアプリ内でフィギュア購入を選択すると、Rinkakサービス上で決済が行われ、3Dプリンターでフィギュアが製造される ③　製造されたフィギュアは、直接購入者へ配送される。また、製造が完了したアバターのデータはRinkak上でアルバム保存でき、いつでも3Dビューワーで閲覧ができる 　完成した3Dプリントフィギュアは、フルカラー石膏素材で製造し高品質な仕上げ処理が施されている。 徹底した品質管理で、キャラクターのイメージを損なわずにフィギュアを制作することができるのだ。百聞は一見に如かず。そのクオリティの高さを手にとって確かめてみてはどうだろうか？　＜文／日刊SPA!取材班＞ ●「Rinkak 3Dアバタープリント・ソリューション」