デジタル

グーニーズ、MOTHER…思い出のファミコン音楽は? ごく私的に選んだ5選

ゲームコラムニスト・卯月鮎

卯月鮎

 お皿を洗っているときや、買い物しているとき、ふと口ずさんでしまうメロディってありますよね。私の場合は、ファミコンのゲームBGMが多いです。この間もお風呂で無意識に鼻歌を歌っていたのですが、何の曲かはわからず……あとからはっと気づいたら、ナムコの『三国志』の性格診断のときに流れていた音楽でした(笑)。  というわけで今回は、個人的に選ぶ心に残るファミコン音楽5選をお送りします。
ファミリーコンピュータ

任天堂ファミリーコンピュータ

北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ(アスキー/1987年)

『オホーツクに消ゆ』は、『ドラゴンクエスト』の生みの親・堀井雄二さんが手がけた推理アドベンチャー。刑事となって相棒の猿渡俊介とともに連続殺人の真相を追います。摩周湖、和琴温泉、阿寒湖など旅情たっぷりの北海道が印象的でした。  ファミコン版の音楽は当時『ファミコン通信』のゲームライターだった上野利幸(ゲヱセン上野)さんが担当。オープニングから名曲の連続ですが、特にパスワード入力時の曲は軽快なのに哀愁が漂っていて、今聞いても心が揺さぶられます。サントラも人気でファンからの要望が多く上がり、2002年に復刻されました。
オホーツクに消ゆ

『オホーツクに消ゆ』

グーニーズ(コナミ/1986年)

 スティーヴン・スピルバーグ監督の映画をもとにした横スクロールアクション。主人公の少年・マイキーが6人の仲間を助け出すためにステージを探索します。程良い難易度で動きも滑らか。ギャングが音痴な歌で攻撃してくるなど原作を活かしたコミカルさも人気でした。  シンディ・ローパーさんが歌う映画の主題歌をアレンジしたBGMが秀逸で、冒険心をそそるワクワクするようなメロディ。ファミコンの音源ともよくマッチしていました。
グーニーズ

『グーニーズ』

次のページ
『迷宮組曲』のボーナスステージは鳥肌もの!
1
2
おすすめ記事