男がやりがちな●●系プレゼントは確実に失敗する!
◆プレゼントにユーモアは不要!? ネタ系プレゼント
男がついやらかしがちで、そして女的にはまったくもって不要とされているのが、プレゼントにおける「おもしろ」要素である。
特に、旅行や帰省のお土産などは、ついついネタに走りがちだが、「『沖縄といえばシーサーだよね』と何げなく言ったら、お土産に30cm大のシーサーの置物を渡された。縁起物なだけに捨てるに捨てられない」(28歳・金融)と、喜ばせるどころか困惑させたり。「大阪土産が真っ黄色の通天閣のタオル。ありえない!」(37歳・派遣)と、センス皆無!の烙印を押されることにもなりかねない。
まあ、一応、プレゼントする以上、男だって、何かしら相手のことを考えたりはしている。
「学校で保育を専攻しているからでしょうが、誕生日に哺乳瓶と離乳食を貰いました。どないせいっちゅーねん!」(21歳・大学生)、
「確かに、私はイヌに似ていると言われますが、なぜ誕生日に、ペディグリーチャムの缶詰? 私に食え、と? まあ、印象には残りましたけど……」(34歳・IT)なんて話もあった。実はなくとも、「記憶に残る男」を目指したのならまあ、成功と言えなくもない。
やはり大切なのは、ユーモアを交えるにしても、相手の好みを把握した上でのちょっとした気遣い。
「誕生日にポテトチップス3袋」(31歳・SE)はNGでも、「食べたいと思っていた工場直売の訳ありスイーツを山ほど」(39歳・主婦)はアリなわけで。
そしてユーモアを装いつつも、男にしてみたら、意外とマジだったりするのが、エロ系プレゼント。が、外すと大層、イタいことにもなりかねない。以下、男性の証言。
「彼女にスケスケのネグリジェをプレゼント。最初は引き気味だった彼女が『せっかくだし』と言ってくれたのはよかったのですが、結局、僕がネグリジェを着て、女豹のポーズやM字開脚をすることに……。本当は、彼女にそれを着てもらい、ソフトSMをしたかったのに」(36歳・IT系)
お気の毒ではあるが、彼女が喜んでくれたというから、まだ救われる。一方、ふざけて彼女に贈ったピンクローターで、セックスレスに陥ったなんて男性も。
「彼女と会うたびに、『あれ、やっぱすごいわ!』って言うんです。以降、セックスを断られる回数も増えてきて……その数か月後に彼女の家で、電マを発見しちゃったんです……」(21歳・大学生)
自業自得とはいえ、あまりにも哀れ。かくも深い、男と女の溝。
だって、よくよく考えてほしい。「クリスマスに丸の内にイルミネーションを見に行ったとき、なぜか道行く人が、私に一輪ずつ花を渡してくれる。実は彼が事前に友だちを仕込んでいて、最後、彼からも1本の花を頂き、手元には私の年齢分の花束。震えるほどうれしかった」(29歳・広告)なんてほうが、よっぽどお寒いネタにも思えるわけで。だから、ダメなんすかね? どうですか? 女性の皆さん!?
― [男を劇的に下げたプレゼント]大全【5】 ―
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