水卜麻美アナ「番組でイジられるのは嫌じゃない」
『ORICON STYLE』の「好きな女性アナウンサーランキング」で3年連続1位に輝いた“水トちゃん”こと水卜麻美アナウンサー。かつて5連覇を達成した高島彩アナウンサーに続き、「2人目の殿堂入りなるか?」と世間は大いに賑わっている。本人はこの状況をどう受け止めているのだろうか?
「局アナってその局の番組にしか出ないので、実は認知される機会がものすごく限られているんですよ。だから、私を選んでいただいたということは、それだけ日テレを見ていただいていたという証拠。それが、なにより嬉しいです!」
そう屈託なく話す姿はなんとも清々しく嫌みがない。実際、前述のランキングでは、男女別の調査に加え、世代別調査でもすべて首位に選ばれている。彼女の強みは実に全方位に向けた好感度の高さなのだ。
「なんというか、視聴者の方から見て“さりげなくリビングにいてもおかしくない感じ”でいたいな、と(笑)。知らない商店街を歩いていても『よう、元気?』ってフツーに声を掛けられるようなポジションを目指しています」
とはいえ、親しみやすさはイジりやすさと表裏一体。とりわけ、芸人からのキツめのツッコミや、度重なる「ぽっちゃり」イジリを見ていると、ちょっぴり気の毒にも思う。
「正直、イヤだと思ったことは一度もないんです。だって、何もしてないのに面白くしてもらえるんですから。それこそ“おいしくしていただきました!”という感じですよ」
う~ん、どこまでもポジティブな発言。実際、公共の電波を通じた「ぽっちゃり」イメージの浸透には思わぬプラス効果もあるそうで、初めて会う人からは「(意外と)痩せてますね」と言ってもらえるようになったんだとか。本人は「ことあるごとにハードルを下げていただいたおかげです」とあっけらかんと笑う。
なるほど、それなら大好きな食レポにも全力で臨めるというものだ。事実、彼女の豪快な食べっぷりは現場でも伝説と化しているほどで、ときに「ラーメンは飲み物」「好きな言葉は肉汁」といった奇跡の名(迷?)言も飛び出すことで知られている。
「もちろん下品に見えないよう食べ方や所作には気をつけていますが、おいしさが最大限伝わるよう、ギリギリの発言は積極的にしていきたいなと思っています! 結局、人もモノも“活かす”ことがアナウンサーの本分ですから(笑)」
アナウンサーは、あくまで引き立て役ということか。シメの言葉、おいしくいただきました! <撮影/本間 寛 インタビュー/倉本さおり>
※週刊SPA!3/1号「今週の顔」より

愛さずにはいられない“水卜ちゃん”のつくり方
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