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女子プロ野球・中野菜摘、男顔負けのフルスイングで目指せ!トリプルスリー

~もぎたて!女子アスリート最前線 第14回~

 異彩を放つプレーヤーがセカンドにいた。派手なアニマル柄のグローブ、打席ではアニマル柄のエルボーガード。埼玉アストライア所属切り込み隊長中野菜摘選手だ。

女子プロ野球・中野菜摘

なかの・なつみ

 父親は地元のリトルリーグでは有名な熱血監督で彼女はその英才教育を受け小さな頃から野球の道に進むのだが、リトルに入ってまだ野球の試合に馴れてなかったころ、途中出場で守備につき、飛んできた高いバウンドのボールを逆シングルでキャッチしアウトにしたときの感触が「今でも忘れない」と、これがきっかけで野球の面白さを知るようになった。

⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1085761[野球少女時代の秘蔵写真]

 中学に入る頃、ソフトボール部も考えたがクラブが無く困っていたとき、「硬式野球久留米ボーイズ」監督が父の知人ということもあり声をかけてくれた。チームに女子はいない環境で争っていくことは容易なことではなかった。というのも、思春期に入り男女関係が一番難しいときで、キャッチボールをするのでさえ女子ということを意識していた男子勢は避けるという始末。結果、3年になるまで仲間に入れてもらえなかった。しかし、その状況下で、実力でレギュラーを獲ってしまうのだから、”男の面子丸潰れ”みたいなところにも拍車をかけてしまった。

「いま考えれば一番辛い時期だった」と一言。体力差を補うための考えとしては、細やかなグラブさばきと打撃で参考にしたのはメジャーリーガ―のバリー・ボンズ。スイングをみたときに「パワーも凄いけどスイングが柱がブレてなくて!」と参考にして取り組んだ。

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高校進学のとき、父の一声で…

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