高校進学のとき、父の一声で神村学園に入学するが、「寮生活が嫌」というのでかなり悩んだ。入学すると、男子のなかで鍛えてきた実力は本物でいきなりレギュラー。今度は先輩たちが「面白くない」となり軽い嫌がらせもあった。野球以外にも目立つ行動や服装などで目をつけられていたのもあって「寮でも色々ありましたよ。でも粋がってたから仕方ないですね」と痛い目にあったことを笑いながら話してくれた。 　高校2年の2006年WBSC女子野球ワールドカップ決勝のアメリカ戦で、チャンスに打順がまわりフルスイング！　自打球が足に当ったにもかかわらずインプレーになり、審判が外国人だったのでどうしていいかわからずアウトになり号泣してしまった。このプレーで周りに与えた影響の大きさに猛反省。その後、女子硬式野球の強豪・尚美学園大学に入学し順調に見えた大学生活。ところが、大学4年から卒業近くにかけて野球から離れ悩む時期が続く。これから先の事や親の野球への応援がありがたい反面プレッシャーになり重くなってしまい苦しむ。 ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1085079 　そんなときに女子プロ野球が立ち上がり未来が見えて改めて野球を続けようと思えるようになった。プロに入り打率も徐々に上がり今年の目標はトリプルスリー（3割30盗塁30長打　※長打は2塁打以上）達成とかかげてくれた。果たしてどうなるのかは、今シーズン始まったばかりなので要チェックだ。