お年寄りも“当然”昔は若かった 古今変わらない若さ故の痛~い行動
お年寄りも“当然”昔は若かった
古今変わらない、若さ故の痛~い行動
当たり前だが、上の世代、お年寄りにだって若い頃はある。
「オムライスの赤が何で色を付けているのが知らず、ある日、喫茶店のテーブルに置かれていた赤いボトルを見て、『これか!』と思い、思いっきり振りかけたら辛いのなんのって。そのとき、初めてタバスコを知った」(69歳・男)といった無知っぷり、「彼と旅行に行き、洗濯した下着を車の開け放した窓にひっかけて、乾かしながらドライブ」(63歳・女)といった羞恥なき行動、「フォークにハマっていた20代、友達の結婚式に、Tシャツにジーパンで出席。フォーマルな場に対するアンチテーゼのつもりだった」(56歳・男)という自己主張。若気の至りは、時代を超える。
しかし、「上京して住んだ女子学生専用寮の隣は男子学生寮。ある日、お向かいの男子学生から『交際してください』との投げ文が。恥ずかしくって、返事もしなかった」(62歳・女)なんて話を聞くと、その奥ゆかしさはもちろんだが、投げ文という告白手段に時代を感じる。また、「20歳の頃、明日結婚式という男性に呼び出されてね。『ボクは君を諦めきれない』という告白で。『キッスをされたらどうしよう』って、ずっと口を手で押さえてたっけ」(74歳・女)と、貞操観念の違いも歴然だ。
最後に……「特攻隊員となったが、出撃命令の前に終戦になってね。家族は喜んでくれたが、散っていった友のことを思うと情けなくって。夜中、一間しかない家で家族が寝ているところに、怒鳴り散らして暴れたり。当時はずいぶん、荒れたよ」(80代・男)
若き日の思い出話は時代を映す。いつか、こうやって穏やかに昔語りができる日を迎えたいものデス。
取材・文/笠原ネコ 中尾巴 港乃ヨーコ 鈴木靖子(本誌)
取材/吉田峰子
― みんな昔はバカだった!若気の至り[赤面&爆笑]告白集【8】 ―
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