更新日:2022年07月24日 17:15
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ポールダンサーの祭典「OMOTESANDO Deview vol.4」レポート

 近年、ダンススタジオも増え、じわじわと女性の間で注目が集まっているポールダンス。そのアマチュアダンサーに活躍の場を与え、新たな才能を発掘するイベントが「OMOTESANDO Deview」だ。4回目となった今回は第二代 表参道クイーンを決めるべく、7月27日café ATLANTISにて行われた。 ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1169636 セクシー&クール!! ポールダンサーの祭典「OMOTESANDO Deview vol.4」レポート 普段なかなか生で目にする機会の少ないポールダンス。オシャレなバーの真ん中にポールが立っているというビジュアルだけでも、素人には異空間だ。まずはMCのREIKOとKAORIが1人6分、計10人のダンサーが出場することなど、ルールを説明。さっそく登場した最初の挑戦者はikaring。ハットとハンドバッグといった小物はR&Bのディーヴァのようだが、引き締まった体から次々と技を決めていく姿はエロいというよりカッコいい! 床から天井までフルに使うパワフルさも素人にはド迫力。さらに新体操のような開脚やエビ反りなど、いろいろな要素が楽しめるのがポールダンスなのだ。  続いて青く光るヒールが印象的だったFu-min、黒い網の衣装がセクシーなBITAN、バットを手に持ったかげつ、そして和風な衣装と音楽で魅せてくれたnoraと、計5人がダンスを披露したところで第一部は終了。どのコも個性たっぷりで、技術力だけでなく、どう世界観を作っていくのかも大切なのだと感じた。気づけばフロアはオーディエンスでいっぱい。そのなかには仕事帰りと思しきオシャレな女性も多い。蛇のようにポールに絡み、引き締まった体を惜しみなくさらけ出すということから、男子目線ではついついスケベなイメージを持ってしまうポールダンスだが、ストイックに取り組む姿は女性から見てもカッコいいのだ。 ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1169640  舞台をカウンター上に移したゴーゴータイムが終わると、第二部。ベリーダンサーのような衣装のRie、両手に扇子を持ったMIiiA、キラキラした飾りの付いた下着のMarilyn、女教師のようなカッコのMANABIN、超厚底のヒールながら優雅な動きのYuYuの5人がダンスを披露。その後はオーディエンスの投票結果を集計している間にゲストが登場。まずはモルドバ出身の超美人ダンサーDiana。IPCポールダンス世界大会のポールアート部門で優勝したというだけあって、素人目にもスゴさが伝わってくる。続いては「焦らして魅せる」セミストリップショー=バーレスクのMiss Cabaretta。昭和なサウンドに乗せた「ちょっとだけよ〜」な世界はポールダンスとはひと味違った面白さ。ゲストショーのトリを務めたのはミスポールダンスジャパン2015年度チャンピオンのAYAKA。日本一だけあって、始まった瞬間から終わりまで、すべての動きがアーティスティック! もはや芸術の域に達したダンスを見せてくれた。  イベントの最後はオーディエンスの投票結果の発表。その結果、見事第二代 表参道クイーンに輝いたのはYuYu! これからはポールダンスの講師として活動していくとのことで、このイベントでの挑戦者としての姿は見納めになってしまったが、今後が楽しみだ。柔らかさと強さ、セクシーさとクールさ、アート性とスポーティさを兼ね備えたポールダンスは男女ともに楽しめる。次回は8月31日(水)に開催されるということなので、ぜひ足を運んでみてはどうだろう。 ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1169650 <取材・文/林バウツキ泰人 撮影/西田周平(24dakun)>
ライター・編集者。日本人の父、ポーランド人の母を持つ。日本語、英語、ポーランド語のトライリンガルで西武ライオンズファン
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