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コミケ81 コスプレ写真集【2日目】ハイアングルから上目遣いを激写

―[コミケ81]―
昨日にひきつづき「コミックマーケット81」2日目のコスプレ広場をレポートする。初日は「美脚をローアングル激写!(https://nikkan-spa.jp/121834)」と題して、女性カメラマンによる渾身のローアングル撮影を行ったが、2日目のテーマは「ハイアングルからの上目遣い撮影」だ。衣裳全体をキレイに見せることがコスプレ撮影の基本ではあるが、コミケのコスプレ広場ならではの理由もあり今回はテーマを「ハイアングル」にした。明日の最終日の撮影のヒントにもなるであろう、その理由とともに本日撮影したコスプレ写真をたっぷりお届けする。 ⇒ コスプレイヤー画像集 C81【2日目】 https://nikkan-spa.jp/122481/c81_1_00 【理由1】 ごちゃごちゃした人だかりの背景をスッキリ コスプレ広場は、常に人だかりができており、広場の中央部分での撮影はどうしても背景に人が写り込んでしまう。ぼかした背景にカメラ小僧の山が写っているのも、コミケらしくてよいのだが、レイヤーさんを美しく撮るためには、背景にも少しこだわりたいところ。そこで役立つのが、レイヤーさんにしゃがみ or 座りのポーズをとってもらっての撮影だ。背景を何も置いていない地面に位置取りできれば、大成功だ。 ⇒【拡大画像】https://nikkan-spa.jp/122481/c81_2_00
CLANNAD,伊吹風子,古河渚

背景がスッキリ

【理由2】 作り込まれた小道具を目立たせる 衣裳のみならず、レイヤーさんの小道具へのこだわりにも注目したいところ。キャラクターや作品の世界観を再現するためには細部にまでこだわりがある。撮影する側としても、その細かなこだわりを何とかして写真に写したい。全身のポージングとなると、細部まで気がまわるレイヤーさんも多くはない。そこで、しゃがみ or 座りの撮影であれば、手元を中心に小道具の持ち方や位置などにバリエーションをつけてもらうことで、小道具の存在感を増すことができる。 ⇒【拡大画像】https://nikkan-spa.jp/122481/c81_2_07
東方,博麗霊夢

小道具を動かしながら

【理由3】 強風による衣裳や髪の毛の乱れを、心配することなくポージング コミケ2日目は、穏やかな初日と違いコスプレ広場に冷たい強風が吹きつけていた。大型の小道具は風に吹き飛ばされそうになり、長い髪や軽い小道具も風によって位置を定められない状況だ。そこで役に立ったのが、カメラ小僧の人だかりによる防風林(人)。筆者が会場に到着したとき、密集地帯の真ん中で低身長のレイヤーさんが、周囲の人によって風から守られている様子をみて気づいた。美脚も好きだけど、低身長の上目遣いっていうのもイイよね。そう思い本日のテーマは設定されたのであった。 ⇒【拡大画像】https://nikkan-spa.jp/122481/c81_2_01

長い髪でも安心

以上の理由により、ハイアングル撮影のメリットが大きいことは伝わっただろうか? もちろん、撮影の流れや周囲の迷惑、何よりレイヤーさんが嫌がっていないということが絶対条件だ。最終日もマナーを守って、楽しいコミケ、コスプレ広場を。 取材・文・撮影/林健太
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