まだあった「日本の大麻村」目撃情報の数々――ライダーやキャンパーを装った愛好者らが大挙
「某所に“大麻村”がある」「大麻を栽培しているヒッピー集落が存在する」――こうした都市伝説が語られることはあっても、実際にその実態を知る者は少ない。しかし、日本にもまだこうした集落が存在していたのだ。驚きの証言をお届けしよう。
元住人のHさん(37歳)は’12年まで7年間、東海某県にある大麻村に身を置いていたという。
「当時、僕は民族音楽のアーティストで、その繋がりで集落の存在を知り、移り住んだ。大麻が目当てというわけではなく、子供が生まれ、自然豊かな環境で育てたいと思ったから。もともと農家の水車小屋だった古い家屋を家賃1万円ほどで借り、生活を始めました」
Hさんによると、密集して住んでいたわけではなく、半径3kmくらいの範囲に10世帯ほどが居住していたという。「先生」と呼ばれた長老的存在の男性(当時40代)を中心に、週末に集まるようなゆるい付き合いだった。
「当時私は、東京のライブやイベントに出演して稼いでいた。他の住民もアーティスト系が多く、車で20分くらいの観光客も多い某駅前で絵画や手作りのアクセサリーを売って生活していた。自分たちで栽培した野菜や、育てた鶏の肉を譲り合って生活していたから、月4万~5万円くらいの収入でも生きていけた」(Hさん)
子供たちの前で堂々と吸っている親もいた
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