スポーツ

ハート・ファウンデーションはほんとうの仲間――フミ斎藤のプロレス講座別冊WWEヒストリー第257回(1997年編)

RAWマガジン1997年7/8月号表紙

ブレット・ハート派閥ハート・ファウンデーションは単なるヒール・ユニットではなく正真正銘のファミリー。ブレットは単なるヒールではなく“怒れる論客”。ベビーフェースでもヒールでもない独自のポジションを模索した(写真はRAWマガジン1997年7/8月号表紙より)

 “ヒットマン”ブレット・ハートは単なる悪役キャラクターではなくて“怒れる論客”。ハート・ファウンデーションはヒール・ユニットではなくてほんとうの仲間たちだった。このまぎれもない現実が毎週月曜の連続ドラマのストーリーラインになんともいえない不思議なリアリティーを持たせていた。

 月曜夜のプライムタイム番組“マンデーナイト・ロウ”はポスト・レッスルマニアの新シーズンから番組フォーマットを一部模様替えした。番組タイトルは3月10日放映分からすでに“ロウ・イズ・ウォー”に変更されていたが、4月からは番組の雰囲気そのものがガラリと変わった。

 “ロウ・イズ・ウォー”を直訳すると“生こそ戦争”となるが、これは“RAW”と“WAR”の3文字のスペルにひっかけた一種のコトバ遊びで、ライバル団体WCWとの“月曜TV戦争”という意味がこめられていたことはいうまでもない。

次のページ 
ブレット派閥ハート・ファウンデーションのメンバーは…

1
2
3





おすすめ記事