カメラはスマホで十分なんてトンデモナイ! 行楽シーズンに活躍する「一芸コンデジ」
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「たとえば、レンズと操作部が分離するカシオの『FR』シリーズは、スポーツやアウトドアシーンで人気。さまざまな角度から撮影ができるため、本格一眼レフでも撮れない独自の一枚を切り取ることができます。オリンパスの『STYLUS TG-Tracker』は水深40mまで潜水可能というタフガイ。マリンレジャーは独壇場といえるでしょう。コンデジならではのフットワークと操作性を、特定のシーンにフィットするようにカスタマイズしたこれらの機種は、レジャーの思い出を、よりビビッドに残してくれるはず」
ゴールデンウィークを間近に控え、いよいよ気持ちのいい行楽シーズン。となれば、欠かせないのが記念撮影だが、いまやセルフィーにしてもスナップ撮影にしても「スマホで十分」という人が多く、若い世代は写真をカメラで撮った経験がないことも多いとか。
そんな“コンデジ冬の時代”に一石を投じるのが一芸コンデジの存在だ。デジタルライターの岡安学氏は次のように解説する。
「確かにスマホカメラの高画質化は進んでおり、有効画素数は1200万までアップ。手ブレ補正も搭載しています。好条件下での撮影なら、スマホで撮った写真を一眼レフの写真と並べてみても見分けがつかないレベル。こうなると、スマホにコンパクトさで劣るコンデジの立場は非常に苦しい。だからこそ、スマホにはできないことを追究したユニークなコンデジが存在価値を高めているのです」
生き残りをかけるメーカーは、コンデジのセンサーを大型化して高級路線へ向かう一方で、従来の小型センサーを使いながら、他にはないコンセプトで勝負する一芸コンデジを生み出した。
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