カメラはスマホで十分なんてトンデモナイ! 行楽シーズンに活躍する「一芸コンデジ」
ズーム機能もコンデジならではの強みと言える。
「スマホのレンズは、その構造上、望遠を搭載できないため、最新のiPhone7でも光学2倍までしか撮影できませんが、コンデジなら20倍程度は当然。子供の運動会や発表会では30~40倍を普通に使いますし、スナップ写真を撮影するときも、ボケを生かした描写力は大きなアドバンテージ。旅行では、広角スナップから望遠までこなせるところが重宝します」
【パナソニック/「LUMIX DC-FZ85」】
コンデジの強みである高倍率ズームに特化。一眼レフで光学60倍を実現しようとすると、レンズ+本体でウン十万の世界だ。広角側も20mmと広範囲を撮れるので、スナップや風景写真も得意。サイズは大きめだが、旅行はこれ一台でなんでもこなしてくれるだろう
実勢価格:5万円
有効画素数:1810万画素
センサー:1/2.3型 高感度MOSセンサー
レンズ:光学60倍(35mm判換算:20-1200mm)
動画撮影:4K、フルHD
液晶モニター:3.0型TFTカラータッチパネル
サイズ:幅130.2×高さ94.3×奥行119.2mm、616g
【カシオ計算機/「EX-FR100L」】
超広角レンズの分離合体型カメラ。レンズ部を頭や自転車に装着してインターバル撮影するなど、自由な画角で、臨場感たっぷりの写真を撮れるのがウリ。超広角の効果で脚を長く見せるなどの機能もあり、女のコをキレイに撮りたいときも抜群の威力を発揮する
実勢価格:5万5000円
有効画素数:1020万画素
センサー:1/2.3型CMOSセンサー
レンズ:単焦点(35mm判換算:16mm)F2.8
動画撮影:フルHD
液晶モニター:3.0型TFTカラータッチパネル
サイズ:直径60.9×奥行き33.3mm、76g(カメラ)、
幅59.2×高さ86.7×奥行き19.4mm、103g(コントローラー)
【オリンパス/「STYLUS TG-Tracker」】
防水カメラで定評のあるオリンパスの新機種。水深40mという潜水深度はスマホではあり得ない絶対的なアドバンテージ。アウトドアでも、雨や泥など悪条件をものともせず活躍するだろう。気圧や温度などのセンサーも各種搭載。同社の手ブレ補正も強力と評判だ
実勢価格:3万8000円
有効画素数:720万画素
センサー:1/2.3型 CMOSセンサー
レンズ:単焦点(35mm判換算:13.9mm)
動画撮影:4K、フルHD
液晶モニター:1.5型TFTカラー
サイズ:幅93.2×高さ35.0×奥行き56.5mm、180g
取材・文/江沢 洋 撮影/高仲建次 1
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