雑学

「スーツの上着は街着で使えるの?」に結論

メンズファッションバイヤー&ブロガーのMBです。洋服の買いつけの傍ら、「男のおしゃれ」についても執筆しています。連載第149回目をよろしくお願いします。

メンズファッションバイヤーのMB氏

メンズファッションバイヤーのMB氏。「『おしゃれに見える』にはちゃんと理由があるんです」が持論(撮影/難波雄史)

 今回は仕事着として使っているものを「日常のカジュアル服として流用できないか?」というテーマ。流用するアイテムとポイントを3つ紹介します。ぜひご参考に。

仕事用のニットをオシャレな休日着に

mb14901 まずは仕事用で使っているニット。寒いときにジャケットのインナーに潜ませる便利なニット。ところがダークトーンのニットを日常で着てしまうとちょっぴり地味に感じてしまいます。そこで「インナーから派手色をチラ見せ」させてみましょう。

 実は今年はイエローやオレンジなどのネオンカラーがトレンド。ユニクロでも多数の展開があります。「秋冬にネオンカラーはねぇだろう」と思った方も多いでしょうが、逆です。秋冬だからネオンカラーなのです。

 ユニクロで展開されているネオンカラーも実はニットやアウターではなく、Tシャツやカットソーなど。つまり「インナーとして使え」ということなのです。

 ネオンカラーをインナーからチラ見せさせれば渋い地味なダークトーンのニットも一気に垢抜けた街着に変身します。ポイントはチラ見せの面積です。派手な色をたっぷり広く見せてしまうと途端に子供っぽく安っぽい印象になるので、写真を参考に「裾」「首元」からチラ見せ程度で十分です。派手な色だからこそ面積を抑える。これを覚えておくといいでしょう。

出勤用のコートを日曜日にオシャレに着るには?

mb14902 仕事用に使っているステンカラーコートなども一工夫で日常着として活用できます。コートをビジネス用たらしめているポイントの一つが「襟」です。ビジネス用のコートの多くは大きな襟がついており、それがフォーマルな印象を与える原因になっています。フォーマルウェアは必ず「襟」があります、コートだけでなくシャツもそうですね。フォーマルにおけるコーディネートで「襟のないスタイル」はほぼ存在しません。カジュアルは逆です、Tシャツやスウェットなど「襟がないもの」ほどカジュアルライクな印象を与えます。

 つまり、ステンカラーを街着として使えるように整えるには、襟を隠すことです。大きなストールやマフラーで襟を隠してみましょう。そうすると一気に普段着感が増し、コーディネートがしやすくなるはずです。それでもまだフォーマルな印象が消えないときは足元にスニーカー、キャップやニット帽なども加えると街着として違和感なく使えます。

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スーツ用のジャケットをなんとか休日にも使えないか?

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