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SNSに水着姿を投稿した20代女性の悲劇「悪質なサイトや出会い系に流用されて…」

水着

※写真はイメージです

悪質なサイトや広告に自分の水着写真が…

 悲劇はそれだけで終わらなかった。  ミオさんの水着写真や、友人とふざけた格好で撮ったプリクラの画像が、出会い系サイトやアダルトサイトの広告に勝手に使われているのを発見したのだ。ミオさんたちが全く知らないところで「出会いを求める女子大生」「不倫に興味のある人妻」といった紹介文とともに、自分たちの写真が勝手に使用されていたのである。 「もちろん業者にもクレームを入れましたが、まともに取り合ってもらえず……。結局、私たちの写真は、今もネット上のどこかに残っているし、私たちの人格を貶めるような書き込みも放置されたままです。あまりにひどすぎると思いますが、泣き寝入りするしかないんです」  ミオさんの行為は、単純な「バカッター」事例と分別されるべきではないかもしれないが、軽薄だった側面は否めない。世界中の誰からでも見られる状態のSNSを、自身の日記や、友人・知人らとの連絡帳くらいに思っていたがために起きた結果でもある。  さらに炎上してしまえば、収拾は絶対につかず、物事はすべて悪い方向に、急速に拡がっていく。常に悪意がそばにある、というこの恐ろしさは、経験したものでないとわからないのだ。<取材・文/カトウ伊香保>
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