このピカチュウ、おっさん!? かわいい見た目から繰り出される『名探偵ピカチュウ』の衝撃!!
はじめてのファミコン~なつかしゲーム子ども実験室~』(マイクロマガジン社)がある。ウェブサイト「ディファレンス エンジン」
©2018 Pokémon. ©1995-2018 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc. Developed by Creatures Inc. ポケットモンスター・ポケモン・Pokémon・名探偵ピカチュウは、任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの登録商標です。ニンテンドー3DSのロゴ・ニンテンドー3DSは任天堂の商標です。※画面は開発中のものです。ゲーム雑誌・アニメ雑誌の編集を経て独立。ゲーム紹介やコラム、書評を中心にフリーで活動している。雑誌連載をまとめた著作『はじめてのファミコン~なつかしゲーム子ども実験室~』(マイクロマガジン社)はゲーム実況の先駆けという声も
ティムとピカチュウのコンビは、温厚なポケモンが突然暴れ出すというポケモン凶暴化事件に巻き込まれていきます。プレイヤーはティムを動かし、自称「名探偵」のピカチュウと一緒に街で聞き込みをしたり、事件現場を詳しく調べたりして事件の真相に迫ります。
途中でタイミングよくボタンを押す「QTE」や、証拠を集めて推理を巡らす要素も入りますが、基本的には物語を体験していく、どこか懐かしさのある万人向けのアドベンチャーゲームになっています。
この世界ではどうやら人間とポケモンが言葉は通じないながらも生活のパートナーとして暮らしている様子。工事現場で穴を掘るホルードやカフェでコーヒーを運んでくれるペロリームなど、人間世界に馴染んだポケモンたちがエブリデイマジック的なにぎやかな雰囲気を醸し出しています。
こうした普段の『ポケモン』世界とは異なるスピンオフ作品が増えてきて、それらが支持されると、『ポケモン』のコンテンツ力もますます高まっていきそうです。今回はピカチュウが名探偵役でしたが、別のポケモンをメインにしたアドベンチャーも遊んでみたいですね。
【卯月鮎】
ゲーム雑誌・アニメ雑誌の編集を経て独立。ゲームの紹介やコラム、書評を中心にフリーで活動している。著作には『1
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