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大人の潮干狩りはこんなに楽しい。東京近郊の穴場でアナジャコとマテガイを獲って食べる

10分程度で巨大な貝を大量捕獲!

 そしてアナジャコが捕れる場所へ移動しようとすると、大量の貝を持ち帰っていくおじちゃんと遭遇。話を聞くと、「ホンビノス貝もすぐそこで捕れるよ」とのこと! そちらの捕獲にも挑戦してみたら……10分程度で両手に山盛りの量が捕れてしまった……!

膝まで水が浸かる程度の場所に出て、足元の砂をまさぐる玉置氏と記者。指先に「ゴツっ」という感覚があったら、それがホンビノス貝だ

見事捕獲した玉置氏。しかしデカい! 「地下足袋を履いていると、足裏でホンビノス貝がいる場所が分かることもあって楽しいですよ」

10分ちょっとでこんなにたくさん捕れてしまった……!

江戸川河口の干潟でアナジャコと握手!

 次はアナジャコ捕りに挑戦。こちらも地面を掘って、巣穴を見つけるまでは同じ。その先は、「巣穴に筆を入れ、押し返してきたところを捕獲する」という楽しすぎる捕り方だ!

百均で買ってきた筆を巣穴に次々と刺す。近くでは同じ捕獲方法でアナジャコを捕る人も複数。「筆にビニール紐などを付けておくと、他の人のものと見分けが付きやすいです」(玉置氏)

 筆がググっと持ち上がってきて、爪が見えたところを「えいやっ!」と掴むのだが、挟まれるのをビビって掴めない筆者。苦戦する様子を見て、玉置氏は「こっちはマテガイの100倍難しいですからねぇ(笑)」とニヤニヤが止まらない。簡単に捕れるのも楽しいが、捕るのが難しいのもまた楽しい!

こちらは玉置氏が見事に捕獲したアナジャコ。「少し泥臭ささがありますが、揚げると美味しいですよ」

ビビりながらアナジャコ捕獲に臨む記者。取材時期はまだ寒く、アナジャコが少なかったが、暖かくなると捕獲しやすくなるとのこと!

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食べるとプリップリの身がギッシリ!
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