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少年院上がりのアイドル・戦慄かなの「少年院は幸せでした」

少年院で知った「居場所がある幸せ」

――少年院ではどのような生活を? 戦慄:作文を書いたり、先生なりの何かメッセージのこもった映画のDVDを見せられたり。最初は嫌すぎて、課題をビリビリに破いてトイレに流して詰まらせたり、監視カメラに向かってサンダル投げて中指立てたり、ひどかったです(笑)。でも今思えば私、甘えたかっただけなんですよね。先生にかまってもらいたくてやっていたところがあります。 ――ご家庭で甘えさせてもらえなかった分? 戦慄:そうそう。少年院生活は辛かった一方で、どこか温かさも感じていました。「一生ここにいろ」と言われたらそれはそれでいいなって……。私に限らず、少年院に来るのって、社会や家庭の中で身の危険を感じて育ってきた子が多いから、ちゃんとご飯があって、先生が優しくて、勉強させてもらえて、本が読めてという当たり前のことが、なんだかすごく幸せに感じられたんです。 ※7/31発売の週刊SPA!のインタビュー連載『エッジな人々』から一部抜粋したものです 【戦慄かなの】 ’98年、大阪府生まれ。「ミスiD2018」でサバイバル賞を受賞。現在は大学に通う傍らアイドルとしても活動。また、育児放棄・児童虐待への支援を行う「bae」を立ち上げるなど、自身の経験を生かして精力的に発信している 取材・文/朝井麻由美 撮影/尾藤能暢
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週刊SPA!8/7号(7/31発売)

表紙の人/TIF選抜

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