【男性更年期に効くツボ】不安や緊張の解消、男性力の回復に
何だか体調が優れない、やる気が出ない、シモの元気もない。それは男性更年期障害(LOH症候群)の可能性あり。ホルモンバランスの崩れによる更年期障害は、女性のみならず男性にもあることが近年明らかになっている。
◆東洋医学が伝える男性更年期に効くツボ
気は心。体の不調の予防と対策に、簡単な「ツボ押し」なら気軽に実践できそうだ。『男によく効くツボを正しく押せる本』(学研パブリッシング)監修者の邱淑惠氏に、諸症状によく効くツボを聞いた。
「膻中は、ホルモン分泌と関わりの深いツボ。脂肪燃焼の促進と、不安や緊張の解消に効果があります。また内臓の働きを改善する胃・脾・大腸区を食前に刺激すればメタボ予防になります」
男性力の回復に効果的なのは?
「腎兪はホルモンの分泌を促進し、性欲・精力を増強するツボ。足の三里は、胃腸の調子を整えて体全体を元気にするので、そもそも気力がないという人にお勧めです」
1か所1~2分、押す、さする等の動作を繰り返してみよう。
「自分で自分の体を触るうちに、感覚としてツボの位置もつかめるようになります。ツボ押しは副作用もないから安心ですよ」
<男性更年期に効くツボ>
⇒【画像】はコチラ nikkan-spa.jp/?attachment_id=918632
●胃・脾・大腸区
人さし指の下から手首までの生命線の親指側に沿ったゾーン。親指と人さし指を使い、そのゾーンに沿いながら皮膚を順につねっていく。食事の10~15分前に2~3分ほど刺激を。
●膻中(だんちゅう)
左右の乳首を結んだ線のちょうど中央に位置。握りこぶしを作り、親指を立ててツボを押す。ゆっくりと息を吐きながら、上半身を前にかがめながら押すといい。
●足の三里
向こうずねのすぐ外側の少し窪んだ位置。外膝眼(膝の皿の直下、外側の窪み)から指4本分下を目安に。手のひらでふくらはぎを抱え、親指をツボに当て骨に向かい押しこむ。
●腎兪(じんゆ)
背中側、ヘソの真裏から一直線上の真横に位置。背骨から指2本分外側を目安に。両手を腰に添えることで位置を安定させ、親指で強めに押し揉むように刺激をする。
取材・文/昌谷大介 藤村はるな 古澤誠一郎 小原美千代(本誌) イラスト/おはつ
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『男によく効くツボを正しく押せる本』 男の悩みを解決するツボが一目瞭然! |
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