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若者に紛れておっさん1人で「秘宝館」に入ったら不審者扱いされた…

 自分へのご褒美は一人きりの時間! SPA!記者が“ぼっち”でさまざまなイベントに挑戦し、その充実方法を提案。さて、本当に楽しいのは?
ぼっち遊び

他の観光客に紛れて、恋人たちのスポット「愛錠岬」で記念撮影。もちろん一人で

【秘宝館】館内でおっさん一人、不審者扱いに耐え秘宝を堪能

 JR熱海駅からバスに乗って10分、亀の頭が出迎え館内に入ると、初々しいカップルと、大学生と思しき男女6人のグループ、そして若い女性の2人組。プラス一人のおっさん(記者)だった。  展示物もカオスだが、状況もカオスだ。2人組の女性が、人形で表現された体位48手を隣のおっさんのことなどまったく気にせずに、吟味している。隣の部屋では大画面であけすけな映画が流れ、それを6人グループが壁に寄りかかり見ている。記者が隣に来ると6人の視線がほぼ同時に刺さり、退散。  別の部屋にはマリリン・モンローの人形があり、展示箱の前に設置されているハンドルを勢いよく回せば、通気口の下から風が吹き、スカートがめくれあがる。記者は、氷山を避けるため舵を切る「タイタニック」の船員よりも速くそのハンドルを回した。
ぼっち遊び

特に得るものなく時は過ぎ

 外に出ると少し離れた所で、男の子がお母さんに「秘宝館」に行きたいと言っている。たぶん世界中のお宝が陳列されていると思っているのだろう。君がお宝を拝めるのは10年以上後の話だ。そして俺みたいに一人で行くな。虚しいから……と声をかけたくなった。 予算 1700円(入館料) 充実度(最高は5)★★★ 所要時間 1時間 【結論】警戒されることを気にしなければ普通に楽しい。ただし、一度で十分。 ― [ぼっち遊び]超充実ガイド ―
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