日帰り旅行の隠れた名地「石川県能登島」に行ってみた。東京から1時間でこの景色!
今年も残るところあとわずか。年末年始は一年間働いた体を休める数少ない休暇期間。リフレッシュも兼ねて、国内や海外への旅行を考えている者も少なくないだろう。
だが、その旅行も友人知人と行くことで、道中でいろいろと気を使い、余計に疲労が溜まってしまうなんてケースもある。そこで提案したいのが、一人で自由に行動して、宿代を無駄にせずさっさと帰る「日帰りおひとりさま旅行」だ。
意外にもその需要は高く、旅行サイトではツアーの特集ページが組まれているほどで、旅をテーマにしたニュースサイトでもしばしば日帰りおひとりさま旅行の記事を見かける。だが、どのサイトも京都、箱根といったおなじみの場所が目につき、新鮮味がない。やはり自由が利くのであれば、非日常体験を味わうために変化をつけて旅をしたいところだ。
そこで提案したいのが島だ。本州を離れ、方言が飛び交う場所にでも行けば、海外に行ったときのような新鮮な体験ができる。これを聞いてすぐに伊豆大島あたりを思いうかべた人も少なくないだろうが、それこそ新鮮味がない。
本記事がおすすめするのは、ずばり石川県・能登島だ。
七尾湾でとれた海産物と、緑豊かな景色が揃うこの島。都心からは新幹線で3時間半、飛行機で1時間弱という距離で日帰りは決して不可能ではない。能登島での日帰り旅行のモデルプランを紹介しよう。
新幹線、飛行機を使っても経由する和倉温泉駅からバスでいざ能登島へ(バスは1日6本と感覚が長いので時刻表は要確認)。本州と島をつなぐ長い能登島大橋を渡る際の景色は、非日常体験としては十分過ぎるものだ。
⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1257379
そしてまず降りるべき目的地は、終点の「のとじま臨海公園」。この近くにある「のとじま水族館」は、ペンギンショーにイルカプール、そして巨大ジンベエザメの展示と充実したラインナップ。この日は偶然さかなクンによるトークショーもあり、大いに賑わっていた。
水族館といえば複数人で行くイメージを抱きがちかもしれない。たしかに、この日もカップルに家族連れが大半を占めていたが、海に囲まれた能登島の開放的な空間により、おひとりさまでも決して寂しさに襲われることがなかったことを強調しておきたい。
京都、箱根…「日帰りおひとりさま旅行」の画一化に物申す
ならば「島」へ
石川県・能登島にはデカい水族館がある
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