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プロ野球ドラフトでの「各球団の指名グセ」を分析

 10月25日に開かれる、プロ野球ドラフト会議。各メディアを賑わす「ドラ1候補」の陰に、即戦力となりうる「隠し玉」も多くいる。アマチュア野球界に精通し、ドラフトを知り尽くしたライター・菊池選手が各球団の指名グセを分析!

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各球団の指名グセを分析 スカウティング・マトリックス


 12球団のドラフト指名の傾向を探っていくと、大きな特徴を感じるのはソフトバンクだ。球界随一の巨大戦力を誇り、3軍制の育成環境も整っているため、中途半端な即戦力を獲ることがない。たとえ無名でも、大化けすれば面白いポテンシャル系の選手を多く獲得している。

NPB12球団スカウティングイメージ

《NPB12球団スカウティングイメージ》近年、結果を残しているソフトバンク、広島、西武などはポテンシャル型、独自色あるドラフトをしている

 同様に素材重視なのは西武、広島、楽天。独自の評価基準を持ち、ドラフト当日に驚くような隠し玉を発掘することもある。金本知憲監督が’15年に就任して以降の阪神もポテンシャルの高い選手を多く獲るようになったが、監督辞任後にどう変化するか注目だ。

 即戦力系の有名選手を指名する傾向があるのはオリックスやロッテ。ただ、ロッテは井口資仁監督の就任以降、やや素材重視寄りの方針を感じさせるため、今秋の指名はどうなるか。

 バランスが取れた指名をするのは日本ハム。大物も素材型も即戦力も的確に押さえている。

取材・文/菊地選手(野球部研究家)
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