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高校生が注目される中…ドラフトで指名濃厚な大学・社会人投手5選

 いよいよ開催されるプロ野球ドラフト会議。注目されるのは星稜(石川)の奥川恭伸や大船渡(岩手)の佐々木朗希といった高校生だが、今年の大学・社会人投手では大学生No.1投手と高評価の明治大・森下暢仁1人の評価が高く、1位指名で競合する唯一の存在とまで言われている。  だがそれ以外にも、指名確実といわれる大学・社会人投手の逸材が少なからず存在するのも事実。そんな注目の好投手たちをここで紹介していこう。

大学日本代表でセットアッパー務めた最速151キロ右腕 吉田大喜(日本体育大)

 日体大1年生時の秋からリーグ戦に出場。以後、4年春のリーグ戦までで5季通算29試合に登板し、87回1/3を投げ、被安打62、奪三振78、自責点16で防御率は1.65という安定した成績を残している。主に救援登板ながらも、自己最多の29回1/3を投げた4年春には防御率1.23でリーグ1位に輝いた。  その直後に行われた日米大学野球大会でも代表入りを果たし、全5試合でセットアッパーとして登板。5回を投げ、被安打2、奪三振4、与四死球0、失点1、自責点0という快投で日本の3大会ぶりの優勝に貢献。身長175センチと決して高くはないが、投げ込む速球は最速151キロを誇る。制球力にも定評があり、内外角に巧みに投げ分ける直球は常時140キロ台中盤~後半を記録。  さらに2種類のスライダーとカーブを交え、最後は切れ味鋭く落ちるスプリットで三振を奪いにいく。打者の懐を突く攻めの投球も持ち味の一つ。

最速153キロもいまだ未完成の大型右腕 太田龍(JR東日本)

 高卒3年目の本格派右腕。社会人野球2年目の2018年から先発に救援にと大車輪の働きをみせ、この年の公式戦では51回1/3を投げ、被安打27、38奪三振、自責点11で防御率1.93という安定した好成績を残した。
太田龍

画像:JR東日本野球部公式サイト

 身長190センチ体重91キロという恵まれた体格から投げ下ろす威力ある直球は最速153キロ。常時でも140キロ前半~140キロ後半を計測する威力があり、そこにスライダー、ツーシームを織り交ぜ、スプリット、チェンジアップなどの沈む球で打者の空振りを誘う。  制球力には若干の不安が残るが、いい意味で未完成の魅力にあふれており、大型右腕としての伸びしろに期待がかかる。

潜在能力が高い素材型のMAX152キロ右腕 立野和明(東海理化)

 高卒3年目右腕。社会人野球1年目からリリーフを経験し、2年目となる昨シーズンから先発陣に仲間入り。その年秋の日本選手権初戦の室蘭シャークス戦で当時自己最速となる150キロをマークすると同時に延長12回を完投し、被安打4、奪三振10、与四死球1、失点1、自責点1という見事な投球内容でチームを勝利に導いている。  3年目となる今季は公式戦で計56回1/3を投げ、被安打55、50奪三振、与四死球30で防御率3.36と安定感を欠いたが、181センチの高身から投げ込む最速152キロの直球は迫力満点。常時でも140キロ前後から145キロ超をマークし、腕の振りがしなやかなこともあって、その直球の伸びは目を見張るものがある。  変化球もカットボールとフォーク、スライダー、カーブを駆使。素材型の投手としてその潜在力も高く評価されている。
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