「略奪婚を選択した人」のその後を追う 不倫時代のラブラブは続くのか?
不倫は不倫のまま終わるものもあれば、略奪する/されるケースもある。略奪した人はその後どんな人生を歩んでいるのか。離婚をしても終わりではない「その後」を聞いた。
都内の編集プロダクションで働いているAさん(46歳・女性)は4歳上の男性と約8年前にお互いが既婚者でありながら恋愛関係になり、その後両者ともに離婚を選択。3年後に入籍したと言う。離婚した直後、そして再婚しようと思ったきっかけとは何だったのか。
「当時は20代で結婚していたので10年くらい経っていました。もう数年前から夫婦仲は冷めきっていて、そんな中で取引先の男性と出会い、恋愛関係になりました。最初はW不倫だったので、お互いに暗黙の了解がありましたよ。でも、ずっと一緒にいたくなってしまって。離婚は私のほうが先で、半年ほど後に彼も別れました。私のところはお互いが冷めきっていたので、特に揉めることもなく。でも彼のところはちょうど不妊治療をしていた時で、慰謝料が発生しました。
彼と入籍を決めたのは、一緒になりたいと強く思ったことよりも、逆に世間体を気にしてかもしれません。3年経って、知らない人のほうが回りに増えてきたので、お互いいいかなという感じでした。知らない人たちから見て、いい大人が同棲のままだと不審に思われるんですよね」
その後、略奪婚はどうなったのか聞くと……。
「2年前に別れました。結婚生活は3年もちませんでしたね。やっぱり子供がいない夫婦は、我慢できる部分が少ないんだと思います。一緒にいたいという努力もお互いがそこまで頑張らなかったというか。彼の浮気の形跡もありましたよ。でも、それは遊びで終わればいいと割り切っていました。そこは我慢できたのに、生活のタイミングの違いからくるストレスが我慢できませんでした。なぜそこまでしてこの人と一緒にいなくてはいけないのかなって疑問に思ってしまったんですよね」

なぜ、この人とずっと一緒に……
1
2
【関連キーワードから記事を探す】
“別れさせ屋”の依頼件数が急増…相談が多い意外な職業とは?250万円かかっても依頼が途切れないワケ
「仕事の大半は不倫絡み」探偵が明かす“不況知らず”のウラ側
30~60代男性全体の4割が「浮気の経験あり」。不倫による経済波及効果は、驚きの10兆円規模!?
「会員数は右肩上がり」どんな人が“既婚者同士のマッチングアプリ”を利用している?
永野芽郁と田中圭の不倫騒動が映し出す“皮肉な現実”…日本の「俳優」を取り巻く異常な状況
この記者は、他にもこんな記事を書いています