将棋「次の一手」大募集~あなたの対局をプロ棋士が診断~
―[将棋初段になれるかな会議]―
将棋のルールは覚えたが、次は何を勉強していいかわからない――。そんなありそうでなかった「将棋はわかるけど強くない人」向けの一冊『将棋「初段になれるかな」会議』(扶桑社)が刊行される。将棋はとても好きだがあまり強くないライター・岡部敬史と、将棋好きが高じてコミックエッセイ連載中のさくらはな。の2人がプロ棋士・高野秀行六段に「どうやったら強くなれるの?」と聞きまくる本書の出版を記念して、日刊SPA!上で新企画を発足!
岡部敬史(以下「岡部」) ついにできましたね。『将棋「初段になれるかな」会議』!
さくらはな。(以下「さくら」)「会議」という名の飲み会ばかりで少し不安でしたが、すごくいい本になりました(笑)。
岡部 初段に届かないような棋力の我々にとって、読みやすく、そして実際に強くなる本になりましたね。
高野秀行(以下「高野」) プロが書く本は同じプロの評価も気になるので、どうしても難しくなるんですよね。だから初段を目指す級位者の方に向けた本は、少なくなりがちです。
岡部 先生は、今回、プロの視線は……。
高野 まったく気にしてません(笑)。
岡部 でもおかげで僕のような級位者でも、わかりやすくいろいろな発見がありました。この本を作っている間に、ずいぶん強くなったような気がします。
さくら 私もです。会議という名の「飲み会」に出ていただけなのに(笑)。
岡部 とくに高野先生に「次はどう指せばよかったですか?」と、友達やネット将棋で指した局面を解説していただいたのが、とても役立ちましたよね。
さくら 私は、友達と指した局面を解説してもらったのですが、すごくわかりやすかったです。
岡部 本の中でも紹介しているのですが、改めて見てみましょうか。これは、さくらさんが質問した局面です。
プロなら百人中百人が桂馬を跳ねる
1
2
『将棋「初段になれるかな」会議』 シンプルに強くなる方法 みんなで考えてみました。 |
ハッシュタグ