更新日:2018年12月22日 20:24
エンタメ

メールストーカーの恐怖体験。始まりは仕事依頼メールだった/現役グラドル経営者・手束真知子

ミスマガジン2004、SKE48/SDN48の元メンバーという経歴を持ち、今は現役グラビアアイドルとして活動しながら、グラドルたちが働くカフェの経営者でもある手束真知子。そんな“二足のわらじ”をはく彼女だから語れる「フリーランスアイドル論」とは……? 手束真知子

ある日突然「メールストーカー」との恐怖の日々が始まった

 始まりは、私がお仕事依頼用に公開しているメールアドレスに届いた1通のメールでした。  それは「お仕事依頼」というタイトルのメールで、本文には自己紹介がびっしり書かれており、さらに「一目惚れしました」「ヌードの撮影もさせて欲しい」と書かれた自称写真家からのメールでした。  通常の仕事依頼は、媒体、内容や日時、ギャランティ、会社のURLがきっちりと書かれているものなので、このメールに書かれたお仕事依頼が怪しいということは一瞬でわかったので。どうお断りしようか?考えていたところ、次々にメールが届いたのです。 「水着の撮影だけでも日当1万円とプラスα交通費実費とお弁当とお飲み物をお出ししますので、ぜひともおいでてください」(以下、原文ママ) 「真知子さんへ5通メールを出させていただきましたが、お許しください。(^^)ぼくは真知子さんのこと日刊SPA!で知ってブログを見るとこのメールアドレスにお問い合わせ先とありましたので撮影の申しこみと手束真知子さんに好きなことをお伝えしたくて「誰でもいいのでとにかくお願いします」と祈願されたと書いていましたので、こちらこそよろしくお願いします。好きです。付き合ってください」 「ぼくは東京に住んでいませんのであなたの答え次第で東京に変な意味ではないですけど部屋を持っていいですよ。まずお互いを知り合うことからはじめましょう」  最初は撮影の依頼と言っていたものの、だんだん内容は告白めいたものに変わり、会ったことも見たこともない人から次々に届くメールに恐怖を感じました。  どうやら私が婚活をしている様子をコラムに書いているので、それを見て本気でアプローチしようと思ったそうです。  婚活はしているし、誰でもいいからお願い!って思っているけど……メールひとつで付き合えるほど私ピュアじゃない! むしろ怖い! 手束真知子 1回も返信していないのに、メールは毎日10通ほど届くようになりストーカーへと変わっていきました。 「真知子ちゃん、秋葉原に近いマンションをインターネットで見つけました。(^^)近々東京に行って見てみようと思っています。部屋を借りたらうちに遊びに来てください」 「東京に部屋を持ってこれから住むにはある程度のお金がかかります。真知子ちゃんはぼくを受け入れてくれるのでしょうか?もし東京に部屋を借りてぼくのことを真知子ちゃんが受け入れてくれないとせっかく東京に部屋を借りても何の意味もない。(^_^;)」 「写真集拝見しました。真知子ちゃんが美しいです。あなたはこころもからだもキレイな方だと感じました。どの写真もいい感じだよ。いまビールを飲んで東京の行く支度を完了したところです」 「手束真知子ちゃんに会いたいよ~。もう切符買ったからね。(^^)」  じわじわと近づいてくるストーカー。  どんな人なのかもわからないし、過去にはアイドルの女のコが逆上したファンに刺される事件も起きたし、万が一に備えて、勇気を出して警察署に相談することにしたんです。
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警察に相談した結果は?
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ミスマガジン2004(原田桜怜名義)、SKE48/SDN48の元メンバー。現在はフリーランスで活動し、秋葉原でお店「発掘!グラドル文化祭」(guradorubunkasai.net)をオープン。店内では水着のグラビアアイドルが♡むぎゅむぎゅ♡してくれるむぎゅパンケーキが名物として発売中。アイドルユニット「グラドル文化祭」のプロデュースもしている。グラビアDVD「待ちこがれて」「mature」。Twitterアカウント「@machi_pie」Instagramアカウント「@machikotezuka

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