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ドル円の大暴落…正月に続き、GW10連休も!? 日本人の長期休暇が狙われる

 今年の円相場は波乱の予感が漂う。1月3日早朝にドル円が3.5円も暴落し、多くの個人投資家が損失を抱える事態に。SNSには「生きる希望がない」「老後の資金が…」という投資家の悲痛な声で溢れ返えった。だがこれで終わりではない。今年の10連休のGWに、再び日本の個人投資家が狙われるというのだ。

写真/時事通信

写真/時事通信

瞬間的暴落・フラッシュクラッ シュは10連休中に起こる!


 のどかな正月休みの早朝。為替相場の急変で、個人投資家たちは阿鼻叫喚の地獄へ突き落とされた。

「箱根駅伝を走る母校を応援するため早起きしたんです。こたつに入って『そういえばドル円はどうなってたかなぁ~』とスマホを取り出してみたら、一瞬なにか見間違ったかなと思ったんです。でも見間違うワケもない。とんでもないドル円の下げっぷり。もう頭の中は真っ白ですよ。正月気分が一気に吹き飛びました」

1月3日に起きたフラッシュクラッシュ

《1月3日に起きたフラッシュクラッシュ》ニューヨークの取引所が閉まってから30分後にドル円が急落。時間にしてわずか5分ほどの間に108円から104円になるという瞬間的暴落が起きた

 そう語るのは、九州の実家に妻と子供を連れ里帰りをしていた山下巧さん(仮名・45歳)。個人投資家として長いキャリアを持っていたが、年始の暴落はとても予想できなかったという。

「年末に確認したときは110円台。だからすっかり油断してました。スマホの下がり続けるチャートを見て、ヤバイこのままでは証拠金が足りずに強制ロスカットされると思ったんですが、メインの銀行は休みでネット振り込みはできない。

 とっさに現金をかき集め、最寄りのATMのあるコンビニまで車を走らせたのにド田舎のため20分はかかる。今から冷静に考えれば間に合うはずもなかったのですけどね」

 結局、努力も虚しく山下さんのスマホにロスカットの通知メールが届く。この間わずか数十分に満たない出来事だった。

「落ち着いて口座を確認したら、900万円以上あった残高は70万円まで減っていました。一瞬で800万円以上が吹き飛んだんです。FXで儲かっていたので親戚の子供にお年玉を奮発し8万円ほど配ってたんですけどね……」

 お年玉の100倍以上をふんだくられた山下さん。どうやら散々な年明けとなったようだ。

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海外投資家から呼ばれる日本の個人投資家の別名

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