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元銀座No.1ホステスが教える、合コンで勝つ男「相づちの打ち方でもモテ度が変わる」

相づちをしっかり声に出すと好感度が高い

 かつて海千山千の男性たちを相手にしていた鈴木氏だが、お酒は一滴も飲めない上、上昇志向の強い多くの高級クラブのホステスのように、『日経新聞』や『Forbes』の類をまったく読まなかったという……。  あくまで自然体でNo.1を獲得したホステス時代の極意とは? 男性が合コンに活かせる部分はあるのか? 「相手が興味ある話題を引き出して、気持ちよく話してもらうことですね。そうすればお酒を飲んでいるかどうかなんて相手は気にしません。あと、ホステスも一人で複数の男性を相手にする時にはMC役に徹するんですが、ひとつひとつリアクションしてから話を振るように心がけていました。 女性もやっぱり自分のことを話したいと思うんですが、特に男性の場合、相づちをしっかり声に出すこと。男性の相づちが聞きづらいという女性は意外と多いです。黙ってうなずく人もいるんですけど、もっとオーバー気味に反応してあげると話が盛り上がりやすいですね」

あえて自分が知っている答えが返ってくる質問を

 とはいえ、全くの徒手空拳ではなく、女のコの興味や話題に合わせられる日頃からの情報収拾や予習がある程度必要なことも一面の事実だそうで。 「基本的には事前に女性の職業などがわかっているなら、その業界について事前に調べておいたほうがオススメです。でも、目的は相手に気持ちよく話してもらうことなので、例え知っている情報でも、あくまで知らないふりをすること。 そして、あえて自分が知っている答えが返ってくるような質問をする。特に会話が苦手な人はある程度、想定の範囲内の情報が女のコからくるように仕向けて、リアクションを大きく返しつつ、また質問を繰り返すよう意識するといいでしょう」  要するに会話のリズムが大事なのだ。必勝法とは得てして王道かつシンプルなものだが、こうした地道な努力が相手の信頼を勝ち取る一番の近道となるようだ。 <取材・文/伊藤綾、撮影/山田耕司、ヘアメイク/門間導子> PROFILE【鈴木セリーナ】 大分県出身、幼少期からお嬢様として育つも16歳でドロップアウト。20歳で上京し、銀座高級クラブで働き始めるとたちまち人気ホステスに。その後、引き抜かれた銀座老舗クラブでも売上ナンバー1となる。作詞、音楽プロデュース、イラストレーターとして多岐にわたり活躍するマルチクリエイティブプロデューサー。政財界でも顔が広いことでも知られ、現在はビジネスの世界でも成功を収める。ウェブマガジン『MINE』にて、動画「おじさん取扱説明講座」公開中。Instagram:@serenasuzuki0120
1988年生まれ道東出身、大学でミニコミ誌や商業誌のライターに。SPA! やサイゾー、キャリコネニュース、マイナビニュース、東洋経済オンラインなどでも執筆中。いろんな識者のお話をうかがったり、イベントにお邪魔したりするのが好き。毎月1日どこかで誰かと何かしら映画を観て飲む集会を開催。X(旧Twitter):@tsuitachiii
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元銀座No.1ホステスが教える おじさん取扱説明書

おじさんと上手な人間関係を作る指南書。数々の一流おじさんたちと交流を持つ、元銀座No.1ホステスだからこそ編み出せた人間関係のスゴ技は、おじさんコンプレックスを抱える女性はもちろん、多くのビジネスマンの参考になるはず ! 

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