更新日:2023年03月20日 10:48
お金

歌舞伎町の女社長が実践するマネー術「スキャンダル大企業の株で稼ぐ」方法

情報交換してわかった株のシンプルな仕組み

 しかし、良いこともありました。社内のほとんどの人が、株好きだったのでいろいろと情報交換ができたのです。  結局、株の仕組みはとてもシンプルで、自分が安いと思うときに買って、高いと思ったときに売ればいいのです。アベノミクス、トランプ大統領就任と、ここ5年間、株価は上がり続けています。  昨年の夏から株価に少し陰りが出はじめ、4月4日時点の日経平均株価(日本を代表する225銘柄の上場株式の平均株価)は2万1000円前後です。それでも、11年前のリーマンショックの頃は1万円前後で、2008年10月28日には、バブル後の最安値となる6994円まで下落しました。  そう考えると、今の日経平均株価は「不況、不況」と言っても、一番低かった時期の2~3倍は高いということになります。10年前に株を買っていれば、ほとんどの株が2倍以上にはなっていることになります。

東芝の粉飾決算でハラハラしたことも…

東芝 ソニー これを今の時代に置き換えて考えてみましょう。  例えば、粉飾決算、会社の不祥事などがあって、一時的に値が下がっている株。これは会社が潰れないことが大前提ですが、時間が過ぎれば、元の株価には戻るだろうと想像ができます。  そういうわけで、わたしは、「東証一部の株に絞り、ニュースで会社の不祥事を見つけると、株価をチェックして、3か月から半年間、様子を見て、株価が下がりきって少し上がりはじめたら買って、株価が不祥事前に戻ったら売る」という動きを繰り返しています。  2015年に起こった東芝の粉飾決算のときに、次から次へと問題が出てきて、「上場廃止になるかも……」と焦る経験もしましたが、それ以降の株価は、粉飾発覚前の5000円台とはいきませんが、最安値1700円台から現在は3700円台まで回復しています。これなら誰でも「安いときに買って、高いときに売る」が実現できます。
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働かせると、お金は増えていく
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新宿歌舞伎町キャバクラ「アップスグループ」オーナー。株式会社アップス代表取締役社長。津田塾大学卒業。25歳のとき、当時勤めていた外資系IT企業をやめて、歌舞伎町にキャバクラを開業。現在、歌舞伎町にキャバクラを4店舗、銀座にクラブを2店舗展開するまでに。キャバ嬢の育成やキャバクラの立ち上げ、経営改善のコンサルティングなども行い、グループ年商は10億円にもおよぶ。著書『劣等感を力に変える 成り上がる女の法則』が発売中

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