更新日:2019年05月19日 18:00
お金

小学生のときから憧れのW140型メルセデス・ベンツSクラスを買ってみた

ゼロクラウンと比べてW140型Sクラスの維持費はどうか?

 仮にですが、年間の整備費用が25万円程度(車検が50万円)だった場合、その維持費は、普通車と比較して、高いことは確かですが、維持できないほど高いわけでもありません。  ちなみに、私がゼロクラウンに乗っていたときの年間維持費は、ガソリン代込み(年間8000km走行想定)で約29万円。W140の整備費用が年25万円だった場合、その年間維持費は約63万円となるため、クラウンに対して年間34万円ほど高い維持費となるのです。  これを安いと見るか、高いと見るかは、人によって異なるでしょうが、W140が好きな私としては許容範囲です。  ちなみに、維持費が安い新車のクラウンを600万円で買って数年後に250万円で売却するならば、10年ぐらい乗ったとしてもW140のほうが安い計算になります。

新車当時から、大きすぎるといわれたW140だが、車幅感覚がつかみやすく、細い道でも運転しやすい

 大排気量や燃費が悪いクルマは、維持費が高いと思われるため、今の時代では敬遠されがちです。ケチな観点では、それは確かなことだと思うのですが、その一方で、楽しみも捨てたくはありません。  魅力ある大排気量のクルマを検討するにあたって、「高い自動車税」と「燃費の悪さ」については、おおよそ事前に予測できます。そして、年間走行距離が1万㎞未満という使い方の場合、思ったほどの差額とならない場合もあります。  特に、燃費の良い新車を買った場合と、燃費の悪い中古車を比較した場合、後者のほうが安い可能性があるぐらいです。  そうはいっても、整備費用だけは予測するのが困難。ですから、私はこれまで輸入車を避けていたわけですが、今回はおおよその年間予算を設定することによって、チャレンジみる価値があると思っています。  本当にクラウンより安くなるのかは、今後の整備内容次第ですが、私はそれをきっとこれから知ることとなるのでしょう。
1986年生まれ。日本初の腕時計投資家として、「腕時計投資新聞」で執筆。母方の祖父はチャコット創業者、父は医者という裕福な家庭に生まれるが幼少期に両親が離婚。中学1年生の頃より、企業のホームページ作成業務を個人で請負い収入を得る。それを元手に高級腕時計を購入。その頃、買った値段より高く売る腕時計投資を考案し、時計の売買で資金を増やしていく。高校卒業後は就職、5年間の社会人経験を経てから筑波大学情報学群情報メディア創成学類に入学。お金を使わず贅沢する「ドケチ快適」のプロ。腕時計は買った値段より高く売却、ロールスロイスは実質10万円で購入。著書に『腕時計投資のすすめ』(イカロス出版)と『もう新品は買うな!』がある

もう新品は買うな!もう新品は買うな!

もう大量消費、大量生産で無駄遣いをするのはやめよう

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