O先生の断易は完全に当たった
入金から数ヶ月後。驚いたことに、パドトロワ産駒からグレード4のノド鳴りが見つかり、競走馬登録前に引退するという連絡が入りました。(グレード4……症状に応じて段階分けされており、数字が大きくなるにしたがって症状が重いことを表している。4が最大で普段の呼吸から支障が出るため、走って呼吸を増すことが非常に困難)
「これは大損こいた、占いも大外れだ!」と思ったのですが、社台さんから格別のご配慮をいただき、なんと出資金は全額返金という神対応になりました(通常は次回出資時に値引きでの返金になるのですが)。
そんなわけで、出資金は『100%爆速で回収』できました。O先生の「すぐに出資金が回収できる」という見立ての通りになったわけです。
そして抽選漏れして買えなかったダンカーク産駒はホワイトヘッドと命名され、道営であっさりデビュー勝ち。重賞初出走も同期でトップ。ゴールドアリュール産駒やクラーベセクレタの二番仔に先んじて南関東クラシックに参戦、先日の京浜盃を3着、そしてジャパンダートダービーに出走を果たす…という大活躍を見せてくれています。
ここまで当たればもう不安はありません。O先生とタッグを組んで、2018年のサマーセール(競走馬のセリ市)に挑むことにしました。
とはいえ、サマーセールには1000頭を超える1歳馬が上場されています。1000頭を片っ端から占ってもらったのではO先生がパンクしてしまいますから、まずは金函玉鏡という方位の良し悪しを鑑定する占いを使って、セールの何日目から訪問するかを決めました。また併せて「何色の馬を買うのがよいか」「牡がよいか牝がよいか」を占っていきます。その結果、候補を数十頭まで絞り込むことができました!
その絞り込んだ候補のなかから予算に釣り合うものを選んで、レントゲン写真や内視鏡の映像を確認して、馬体や歩様を預託予定の調教師さんと見て、問題なければ入札する、という段取りにしました。
いよいよ入札に挑む!
いよいよセリの開始です。スクリーニングをくぐりぬけた一頭目は、O先生が「なかなかよい」という評価をつけたエイシンフラッシュの牡馬。お値段は意外なことに、100万円からという激安スタートでした。
普段は「えっ安い!」と思ったらなんでも即ポチってしまうのですが、安いと言っても100万円は100万円。なんでこんなに安いのか、もしかしたら見逃した欠点があるのではないか…とアワアワしているうちに、香港の馬主さんに落とされてしまいました。買うのが正しいことだと確信していても、根性がないと実際には動けないんですね!
そして二頭目に挑戦したのが、私の所有馬となったサウスヴィグラスの牝馬です。お台(生産者さんの希望開始価格)は350万円、想定落札価格は500万円くらいだったのですが、牝馬であること、旋回癖があることなどから他に手が挙がらず、値引き交渉が通って半額近い200万円での落札となりました。
Youtube JBIS-Search×ふるさと案内所チャンネルより
Youtube JBIS-Search×ふるさと案内所チャンネルより
Youtube JBIS-Search×ふるさと案内所チャンネルより
専門的な話になってしまいますが、この馬を占ったところ、断易で言う「妻財が世爻を生ず」という、財運によい典型的な卦が立ちました。
この子が走るかどうかはまだわかりませんが、想定より300万もお安く買えたので、すでに半ば当たっているのかもしれません!
名前はこれまた占いで「シトリン」と命名し、2歳となった現在はBTCでデビューに向けて育成を進めています。この馬が活躍するかどうか、占いが当たるかどうかはこれからの話ですが、機会があれば経過をお伝えしていきたいと思います!
氷河期世代ど真ん中の生まれ。馬主で占い師で大家で零細企業の経営者。副業と投資と占いで「普通の人でも馬を持てる!」ことを証明するべく奮闘中。占いは四柱推命・紫微斗数をメインでやっています。Twitter:
@araichuu