大化けする企業を見分けるコツ。激安印刷で150%成長、ラクスルの事例から
―[あの企業の意外なミライ]―
今、急激に成長拡大を続けていることで話題となっている「ラクスル<4384>」という会社をご存知でしょうか。ラクスルは、デジタル化が進んでいない印刷業界の非効率な領域にECを持ち込み急成長した会社です。
当時、インターネットが普及していない印刷業界で、自社で印刷物を販売するECサイトraksulを立ち上げたことで、産業構造の変革を実現した同社(企業や個人が、印刷の注文をネットで24時間でき、最短翌日に届く。チラシ1枚1.1円〜など格安)。
さらにこのraksulの成功にとどまらず、物流マッチングサービス「ハコベル」、テレビ広告業界へと参入領域を次々と拡大させています。このラクスルの成長プロセスを追うことで、「今の時代に勝ち続ける企業」、ひいては株価が長期的に上がる優良企業を見抜くコツをお伝えします。
ポイント1:古くて市場規模が大きい分野で勝負している
売上好調、増収、サービス絶好調!
ポイント2:印刷、物流業界にはびこっていた「需給ギャップ」の解消
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経済アナリスト/一般社団法人 日本金融経済研究所・代表理事。(株)フィスコのシニアアナリストとして日本株の個別銘柄を各メディアで執筆。また、ベンチャー企業の(株)日本クラウドキャピタルでベンチャー業界のアナリスト業務を担う。著書『5万円からでも始められる 黒字転換2倍株で勝つ投資術』Twitter@marikomabuchi
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