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自分はうつ? と感じたときに試したい、1日3分の“うつぬけ”メソッド

 自分に自信がない、すぐに落ち込んでしまう、このままだとうつ病になってしまうのではないか……そんな不安に押しつぶされそうになったことはないだろうか?   特に30代~50代の男性は、バリバリの働き盛りでストレスが多く、気がついたら休養が必要なほどのうつ病を患っていた、というケースもある。
うつ病

写真はイメージです(以下同)

 そこで、今話題の“うつぬけ”メソッドが紹介されている『1日3分でうつをやめる。』(10月25日発売)の著者であり、うつ専門のメンタルコーチの川本義巳氏にインタビュー。なぜ30代~50代はネガティブ思考になりがちなのか、もしうつ病になりそうになったとき、どうすればいいのかを教えてもらった。  実は川本氏自身も、うつ病で6年間も苦しんだ過去がある。大手IT企業への転職を機に、38歳でうつ病を発症し、寝たきり状態になって1年2か月の休職を経験。その体験をもとに“うつぬけ”メソッドを確立したのだ。
『1日3分でうつをやめる。』川本義巳著(10月25日発売)

『1日3分でうつをやめる。』川本義巳著(10月25日発売)

 川本氏曰く、うつになりやすい人には、共通する“思考のクセ”があるという。

「ポジティブにならなきゃ」という強迫観念

 共通点のひとつは、ネガティブになってはいけない、ポジティブにならねば、と考えること。 「物事に関してネガティブに感じるということ自体は、正常な反応なんです。だって、嫌なことを言われたら辛くなるのは当然です。大事なのはネガティブに感じた“後”なんです。ネガティブ思考が持続してしまい、何事もネガティブに考えるクセがついてしまうことが問題です」(以下、川本氏)  ネガティブ自体にいいも悪いもない。ただ、自分が今ネガティブだということを一旦冷静になって、客観的に知ることが大事だという。また、ネガティブ状態から抜け出せない人は、「ポジティブにならなければいけない」と強迫観念的な思いを抱くことも多いとか。 「ネガティブはよくない、という思いからポジティブにならなければいけないという焦りが生まれてしまうんです。僕も過去に、自己啓発やスピリチュアルに手を出したこともあります(笑)。だけど一時精神がいい感じの状態になったとしても、それが長続きすることはありませんでした。  だから、ネガティブな感情に支配されたら、その感情を無理に打ち消そうとは思わず、まずは“今自分はネガティブなんだな”と自分の思考を客観視するクセをつけるのがズルズル落ち込まないコツです」

パワハラ上司は「ジャイアン」と名付けよう

 こんな例もあったという。 パワハラ「上司のパワハラに悩んでいるというクライアントさんに、上司を心のなかで(『ドラえもん』の)ジャイアンと名付けて、上司の声を頭の中でジャイアンの声に変換してみては、というトレーニングの提案をしたことがあります。以前なら近寄ってくるだけで怖くて震えていた上司ですが、姿を見ると頭の中にジャイアンのテーマソングが流れてくるようになり、おかしくて徐々に上司の存在が気にならなくなってきたというのです。  パワハラ上司を“好きになる必要はない”んです、ただ前ほど嫌じゃなくなれば楽ですよね。これと同じで、ネガティブをポジティブに無理に変える必要はないんですよ」
『1日3分でうつをやめる。』川本義巳著(10月25日発売)

『1日3分でうつをやめる。』より「うつになりやすい人の共通点」

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原因を追究しすぎる人も危ない
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