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アイドルが未経験でラップグループに!躍進中の「lyrical school」に聞く

lyrical school

「lyrical school」。左からhime、risano、yuu、hinako、minan

今、アイドル界のみならずヒップホップ界やサブカル界からも注目を集めているガールズラップグループ・lyrical school (リリカルスクール)。通称・リリスク。もともとは「清純派ヒップホップアイドルユニット」というコンセプトのもと、2010年に「tengal6」としてデビュー。後に改名し、現メンバーのminan、himeが加入。メンバーチェンジを経て、2018年4月にはオーディションによりhinako、yuu、risanoの3人が加入した新体制が始動した。  同年6月にはアルバム「WORLD’S END」をリリースし、この頃からアイドル要素は残しつつもラップスキルやパフォーマンスのカッコ良さが際立ちはじめた。今年9月11日にはアルバム「BE KIND REWIND」をリリースし、現在は全国ツアーの真っ最中。そんな“キング・オブ・アイドルラップ”道を邁進中の彼女たちに現在の心境を聞いた。

ラップ未経験……いきなりアイドルラップグループに

――「BE KIND REWIND」の全国ツアー中ですが、昨年の「WORLD’S END」ツアーと比べて何か変化はありましたか? hinako:私とyuuとrisanoは、前回が初めてのツアーだったんですけど、その時はもう、何もかもが初めてで余裕がなくて。お客さんを楽しませるっていうよりも自分達が必死でしたね。でも今回は、「お客さんをどう楽しませるか」っていうのを意識しながら出来てると思います。
hinako

hinako:“愛嬌”担当。大のディズニー好き

hime:確かにグループとしての余裕は出てきました。昨年のツアーだとセットリストをかっちりこなすことしか出来なかったんですけど、今回の京都公演の時なんかは、お客さんからやって欲しい曲をリクエストしてもらうとか、その場の雰囲気を大事にできるようになってきたと思います。 ――今回のアルバム「BE KIND REWIND」では、皆さんのラップスキルが飛躍的に向上したという声をよく聞くんですが、自分たちとしても感じる部分はありますか? risano:アルバムの曲がすごく難しいものばかりだったので、自分達的にはすごい苦戦して、私は制作中にスランプになったくらいなんですけど、でもそれを抜けたおかげで一皮むけたという実感はありますね。 ――そもそも皆さんは、リリスクに入る前からラップはやっていたんですか? risano:一切やってなかったです。 hinako:まったく。 ――そうなんですか!? では、なぜリリスクに入ろうと思ったんですか? アイドルをやりたいと思ったら、わざわざラップというハードルがあるグループを選ばなくてもいいのに。
hime

hime:メンバー最年少。ヒップホップ好きの両親のもとに生まれ“英才教育”を受ける

hime:私の場合は、もともとヒップホップが好きで、違うアイドルグループでラップもしていて、単純にリリスクのファンだったんです。当時のリリスクは、もっとアイドル寄りだったんで、ラップもしたいけど、どちらかというと「アイドルがしたい」って気持ちの方が強かったかも。 minan:私は大学に通ってて、普通に就職先も決まってたんですけど。「なんか、ここで就職するのは違うかも」と思って、卒業ギリギリで内定蹴っちゃったんですよね。でも、何も決まらないまま卒業しちゃって、数か月ニートやってたんです。 で、「やばい、このままニートでいらんない」(笑)と思ってたら、たまたまリリスクのオーディションを見つけて、受けたら受かっちゃったって感じですね。 だから、ラップもしたことないし、アイドルに特別なりたいと思っていたわけじゃないし。リリスクを元から知ってて、このグループに入りたいって思ってたわけでもないんです。 加入当時はラップも全然できなくて、お客さんにも絵本の朗読みたいだねって言われてて。そこから、とにかく練習して、ヒップホップも聴くようになって、形になってきた感じです。

オーディションに受かってからめちゃめちゃ練習

risano:私は小さい頃からヒップホップダンスをずっとやってたんですけど、どっちかっていうとアイドルには抵抗があって、アーティストになりたかったんですよね。 ただ、lyrical schoolを初めて見た時に「なにコレ、アイドルだけどカッコイイ」って思ったんです。だからオーディションもここしか受けてないです。アイドルとかラップとかじゃなくて「lyrical school」をやりたいって思ったから。
yuu

yuu:透き通った高音が特徴的。映画好き

yuu:私も小さい頃からずっとダンスやってて、中学生でボーカルレッスンにも通ってて、アーティストになりたかったんです。で、色んな活動しつつ地元の関西から一度上京して、その時にrisanoと出会ってるんです。同じダンスの先生に習っていて。 でもそのあと挫折して、一回実家に帰るんですけど、やっぱあきらめきれなくて。そしたらrisanoから「こんなオーディションあるんだけど一緒に受けてみない?」って声かけてもらって。 私もリリスクのことは知らなかったんですけど、なんかラップするアイドルって新しいなって思って興味を持ってオーディション受けました。 ――hinakoさんは? hinako:私は受けようと思ってたアイドルのオーディションに行けなかったんです。当日お腹痛くなっちゃって(笑)。 それが心残りで、まずはツイッターはじめようと思って適当にフォローしようとしたら、なぜかそこに「lyrical school」っていうのがあったんですよ。 見たらオーディションやるって書いたあったからそれで。 ――じゃあ、応募してから「ラップする」となって、どうしたんですか? hinako:課題が前体制の「RUN and RUN」っていう曲を一人で全部歌うっていうのだったんですけど、出だししか歌えなかったです(笑) ――なぜそれで合格できたんですか(笑)。minanさんとhimeさんはオーディションに立ちあってたんですよね? hime:私は完全に落ちたと思ってたんですけど、minanさんとかプロデューサーは結構評価してて、「あ、分かる人には分かるんだ」(笑)と思って minan :himeはラップスキルってとこで見てたからね。まあ、確かにそこはゼロだったけど(笑)。他の部分で可能性を感じて hinako:でも本当にマジで何にも分かんない状態で入ったのに、やっぱ2人(minan とhime)のおかげですよね。もう何から何まで教えてくれたっていうか、リハーサルも一緒に付き合ってくれるし、加入した時は2人をお手本にして、もう本当にめちゃめちゃ練習しました。
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ライブで披露する新曲が、まだできていない!?
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●lyrical school Tour 2019 “BE KIND REWIND SERIES”
11月24日(日)よみうりランド 日テレらんらんホール
開場14:00 開演14:30
前売り 4,500円(税込) 当日 5,500円(税込)
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