“スラム団地”で育った多国籍HIPHOPグループが伝えたい「差別や貧困のリアル」暴力や犯罪に明け暮れた過去を経て
―[突撃ルポ[元不良外国人の自宅]]―
在留外国人数が過去最高を記録するなか、SNSでは問題行動が目に余る一部の不良外国人を敵視する声も溢れる。果たして、共生の道はあるのか? 今回、日本で必死に生きる彼らの自宅に突撃。虐げられた魂の叫びに耳を傾けた。
今回は、静岡県磐田市にかつて存在した“スラム街”と呼ばれた団地で育ったHIPHOPグループ・GREEN KIDSにインタビュー。彼らが生まれ育った街でじっくり話を聞いてきた。
ACHA(28歳)
“スラム”団地で育ち多国籍グループを率いる
そんな団地で育った日系二世の多国籍HIPHOPグループ・GREEN KIDS。日本語にこだわった歌詞は差別や貧困、疎外感からくる怒り、暴力や犯罪に明け暮れた過去の日常について描かれている。
待ち合わせに現れた日系ペルー人のリーダー・ACHA(28歳)。見た目は強面だが、「今日はよろしくお願いします」と丁寧に挨拶された。
「老朽化で住民が減ったせいもあって、今は綺麗とよく言われます。俺らが小学生の頃はゴミだらけで、喧嘩や警察沙汰も絶えなかった。それがスラムって呼ばれていた所以かもしれないですね(笑)」
狭い階段を上がって2階に上がると彼の自宅だ。ベランダには洗濯物が揺れていて生活感が溢れる。家賃1万8200円の2DKの県営団地に、彼と母親と姪っ子と甥っ子の4人で暮らす。リビングに通されると、すでにGREEN KIDSのメンバーたちが酒盛りを始めていた。
貧困や差別との闘いだった学生時代
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