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メシ奢られるだけで月収3ケタ万円。プロ奢ラレヤーって何者?

 稼げど稼げど、暮らしはラクにならざる時代。もはや自分の力だけで生きていくのは限界が来ているのかもしれない。そんな中「余ったお金や資産を分け合う」「お金があるところから引っ張る」という“他人のお金任せ”な新潮流が誕生。新たな時代を生き抜く術を紹介する!
プロ奢ラレヤー

プロ奢ラレヤー氏。現在は奢り希望者が殺到しているため、「フォロワー5000人以上」「珍しい職業」など一定の基準を設けている

「普通」が良い時代の終焉。変なモノにお金が集まる時代

 “他人のお金で生きていく”とは、どういうことなのか。プロ奢ラレヤー(以下、プロ奢)氏は、文字通り「他人に奢られるプロ」として活動し、他人のお金で生きるを体現する代表格だ。 「ツイッターを介してだいたい月50~60人前後に奢られる生活をしています。つまり、他人のカネでメシを食べるというのが、僕の今の生業。そして、奢りにくる人の話が面白いのでツイッターでテキトーに報告していたらフォロワーが増えて(約9万人)、さらにnoteというサイトで月698円の有料メルマガの配信を始めたところ、月3ケタ万円ぐらいの収入も入ってくるようになったんです」 プロ奢ラレヤー これまでプロ奢氏に奢りにきたのは医者、政治家、ユーチューバー、パパ活女子、超有名宗教団体の教祖の息子、女子高生など各界各層の2000人以上。人々がわざわざ彼に奢りにくるのは、彼と会う時間に何らかの価値を見いだしているからと言える。  前代未聞の不可思議な状況とも言えるが、それについてプロ奢氏は、このように考察する。 「お金って、余ってる場所には余ってる。欲しいものが多様化していつでも手に入るようになった現代では、“所有”そのものの価値は下がったと思います。サブスクリプションやシェアエコノミーの発展によって、お金をかければかけるだけ良いものが手に入るという時代は終わり、お金をかけずに楽しむ方法が登場した。そうなると人は、『独自性』や『固有の価値』にお金を使うようになるんです」  自らの活動は「そうした社会のバグを突いたもの」だという。 「誰もやらないことをやる生き方は、突き詰めればどこかで必ず『面白い』と興味を持ってくれる人が現れ、お金を生む。『メシ奢られるだけで生きてるんだって、ウケる(笑)』と、ある種の希少価値を感じてくれる人がいるから、僕の活動は成り立っているわけです」  「他人のお金で生きる」とは施しを受けることではなく、価値の循環であると説いていた。 <プロ奢ラレヤー氏の新発想> 「みんながお金を落とす“バグ”に目を付けて、そこに身を置くだけ」 プロ奢ラレヤー<取材・文/週刊SPA!編集部> ※週刊SPA!1月7日発売号の特集「他人のお金で生きる!」より 本名、中島太一。23歳。「他人のカネで生きていく」をモットーにツイッターを介して出会ったさまざまな人に「奢られる」という活動をし、現在フォロワー約9.8万人。奢ってくれた人々との邂逅を綴った「奢ログ」を含む日々の考察を有料note「プロ奢ラレヤーのツイッターでは言えない話。」として配信中。著書『嫌なこと、全部やめても生きられる』(扶桑社刊)、『プロ奢ラレヤーのあきらめ戦略』(祥伝社)。
嫌なこと、全部やめても生きられる

「逃げたら負け」と思っている人々へ。"目からウロコの意識低すぎ実践哲学"

週刊SPA!1/14/21合併号(1/7発売)

表紙の人/ 森 七菜

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